お知らせの概要
当社は、直近6カ月以内に新品の家電を購入し、情報収集または購入先選定に関与した400人を対象とした「家電購入時の量販店接点とAI相談ニーズ調査」を2026年7月23日に公開いたしました。家電量販店の公式サイトやアプリに、商品候補、価格、在庫、配送・設置、回収、保証、店舗相談まで確認できるAIチャット相談サービスがあった場合、利用意向(Top2)は全体で59.0%となり、家電量販店を検討したものの別チャネルで購入した層では68.2%に達しました。
詳細はプレスリリース(PR TIMES)もあわせてご覧ください。

公式AI相談サービスの利用意向は全体59.0%、量販店を検討して他チャネルで購入した層では68.2%
調査の背景
家電購入では、価格、スペック、レビュー、在庫、配送・設置、保証、購入後サポートなど、購入前に比較すべき情報が多くなりやすい傾向があります。特にエアコン、洗濯機、冷蔵庫、テレビのような高額・設置型の家電では、商品そのものの比較だけでなく、購入先ごとのサービス条件も意思決定に影響します。
一方で、生活者の情報収集手段は検索エンジン、ECモール、価格比較サイト、動画、SNS、店頭スタッフに加え、AIチャットサービスにも広がっています。AIがユーザーの希望条件を整理し、複数商品や購入先を比較する入口になる場合、家電量販店にとっては、公式サイトやアプリでどの情報をAIが扱える状態にするかが新しい集客課題になります。
主な調査結果
- 家電量販店の公式AI相談サービスの利用意向(Top2)は全体で59.0%(「とても使ってみたい」27.5%、「やや使ってみたい」31.5%)でした。
- セグメント別では、購入前にAIを使った118人で94.9%、家電量販店を検討したが非量販店で購入した179人で68.2%と、いずれも全体を上回りました。AIを使っていない282人でも44.0%でした。
- 家電購入前にChatGPT / Claude / GeminiなどのAIを「使った」人は29.5%。潜在利用層を含めると54.0%となりました。
- 家電量販店を購入先として検討した人は83.8%でしたが、最終的に量販店で購入した人は44.2%にとどまりました。
調査概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査名 | 家電購入時の量販店接点とAI相談ニーズ調査 |
| 調査対象 | 直近6カ月以内に新品の家電を自分または同居家族のために購入し、情報収集または購入先選定に関与した人 |
| 回収日 | 2026年7月21日 |
| 調査方法 | Webアンケート(調査ツール:Freeasy) |
| 有効回答数 | 400人 |
| 調査主体 | Stellagent株式会社 |
家電量販・メーカー事業者への示唆
購入の入口は、店舗や公式ECに来るより前の「AIに聞く」段階へ広がっています。AIは商品比較やレビュー整理に使われており、公式サイトの商品情報、比較軸、在庫、価格、レビュー、購入導線を、AIが解釈しやすい形で整備しておくことが、その入口で選ばれる条件になります。
公式AI相談サービスに求められているのは、一般的な商品推薦にとどまらず、価格・ポイント・在庫、商品差分、購入ページへの案内までをつなぐことです。特に、家電量販店を検討しながら別チャネルで購入した層は公式AI相談への利用意向が全体より高く、離脱層の再接点として期待できます。
セグメント別の利用意向、AI利用場面、期待される機能、調査方法は家電購入時の量販店接点とAI相談ニーズ調査で公開しています。
今後の展望
当社は、商品カテゴリ別・業界別に生活者のAI相談ニーズと事業者への影響を継続的に調査し、小売・メーカー事業者がAI時代の購買体験にどう対応すべきかの可視化と改善を支援してまいります。
