LLMOツール・AIO対策ツール15選を比較|料金と、何回聞くかで選ぶ

LLMOツール・AIO対策ツール15選を比較|料金と、何回聞くかで選ぶ
目次6
  1. AI検索対策のツールの選び方
  2. AI検索対策のツール15選の比較一覧
  3. ツールで分からないこと
  4. ツールと単発の診断の使い分け
  5. よくある質問
  6. まとめ

LLMOツール・GEOツール・AIO対策ツールは、決めた質問をAIに自動で聞き続けて、自社の名前が出たかを記録する道具です。 選ぶときは、料金と対象のAIに加えて、同じ質問を何回聞くかを確かめます。AIの答えは毎回変わるので、聞く回数で数字の確かさが変わるからです。

ツールを比べた記事はたくさんありますが、自社のツールを1番目に置くものや、同じツールの料金が記事によって違うものもあります。各ツールが同じ質問を何回聞くのかは、ほとんど並べられていません。

この記事では、ツールの種類と、公式ページで確かめた料金(2026年10月6日)を並べます。そして、私たちが同じ質問をAIに10回ずつ聞いた900回の答えから、聞く回数で結果がどれだけ変わるかを示し、ツールの数字の読み方を説明します。

AI検索対策の全体の地図はAI検索対策(AIO・GEO・LLMO)完全ガイドに、やり方の手順はAIO対策にまとめています。

この記事のポイント

  1. ツールは、専用の計測ツール・SEOツールのAI機能・無料のチェッカー・公式の道具の4種類
  2. 1回だけ聞いた結果は、10回の割合と平均約30ポイントずれた。毎日の上下でなく月の割合で見る
  3. 料金は、最低契約期間を含めた12か月の総額で比べる

AI検索対策のツールの選び方

ツールを比べる前に、何で比べるかを決めます。見るのは次の5つです。

  1. ツールの種類を選ぶ(専用の計測ツール・SEOツールのAI機能・無料のチェッカー・公式の道具)
  2. 測るAIと、登録できる質問の数を確かめる
  3. 同じ質問を、何回聞くかを確かめる
  4. AIへの聞き方(画面かAPIか)と、答えの全文が見られるかを確かめる
  5. 12か月の総額で比べる

ツールの種類を選ぶ

種類できること例向いている人
専用の計測ツール決めた質問を毎日や毎週AIに聞き、名前が出た割合、順番、引用元、競合との比を記録するDolphinX AIO、ミエルカGEO、AIsearchmap、LLMOチェキ、Peec AI、OtterlyAI続けて数字を追い、自分で改善を回す人
SEOツールのAI機能SEOの分析と同じ画面で、AIでの見え方を追うSemrush、Ahrefs Brand RadarすでにそのSEOツールを使っている人
無料のチェッカー1つの質問を何回か聞いて、いまの状態をざっと見る各社の無料ツールまず一度、試してみたい人
公式の道具Search Console(AI Overviews・AIモードでの表示回数)、Bing Webmaster Tools(Copilot などでの引用数)、GA4(AIからの来訪)Google、Microsoftすべてのサイト(無料)
AI検索対策のツールの種類
Bing Webmaster ToolsのAI Performance。引用の合計と、引用されたページの平均の数、日ごとのグラフが出ている
無料の公式の道具の例。Bing Webmaster Tools の AI Performance(私たちのサイト、2026年10月7日、数字はぼかしています)。①Copilot などで引用された回数とページの数が出る

公式の道具は無料ですが、ChatGPT や Gemini の答えに自社の名前が出たかは分かりません。答えの中を測るには、専用のツールか、自分で聞くか、診断を頼みます。

構造化データのテストやクロールの記録を「AI検索の計測ツール」として並べる記事もありましたが、これらでは、AIの答えに名前が出たかは分かりません。

同じ質問を、何回聞くか

AIの答えは、同じ質問でも毎回変わります。私たちが30問を ChatGPT・Gemini・Copilot に各10回聞いた900回の答え(2026年10月1日、すべて同じ日)で、1回だけ聞いた場合のずれを数えました。

30ポイント

1回だけ聞いたときのずれ(平均)

10.7ポイント

5回聞いたときのずれ(平均)

14.4ポイント

1回ずつ聞いた言及率の上下の幅(同じ会社・同じ日)

AI検索ドック調べ(2026年10月1日、30問×3つのAI×各10回)

30問を1回ずつ聞いた結果(90回の答え)を10回分並べると、いちばん名前が出ていた会社の言及率は、同じ日なのに25.6%から40.0%まで動きました。 ツールの画面で「昨日より10ポイント上がった」と出ても、この揺れの中かもしれません。

ここから、ツールの数字の読み方が分かります。

  • 毎日1回ずつ聞くツールなら、1か月で30回分になる。1日ごとの上下ではなく、月の割合で見る
  • 週に1回や月に1回しか聞かないツールは、1つの質問の結果では判断しない。質問の数を増やして、全体の割合で見る
  • 「何回聞いた結果の割合か」をツールの会社に確かめる。1回の実行で何回聞いているかを書いた公式ページは少ない

聞く回数と、数字の分母の考え方は、AI検索対策(AIO・GEO・LLMO)の効果測定にまとめています。

選ぶときに確かめること

ツールを選ぶときに確かめること

  • 契約するプランで、実際に毎回測るAIはどれか(ChatGPT・Gemini・Copilot・AI Overviews・AIモード)。製品として対応しているAIと、プランで測るAIは違うことがある
  • 質問はいくつ登録できるか。質問は自分で書けるか
  • 同じ質問を、1日に何回、1か月に何回聞くか
  • AIにどう聞いているか。利用者が使う画面と同じように検索ありで聞くのか、開発者向けの窓口(API)で聞くのか
  • 答えの全文と引用元を、あとから見たり書き出したりできるか
  • 競合の名前を自由に足せるか
  • 最低契約期間と、12か月の総額はいくらか

APIで聞いた答えは、利用者がChatGPTやGeminiの画面で見る答えと同じとは限りません。画面では、検索の結果や商品のカードが加わることがあるからです。どちらで聞いているかで数字の意味が変わるので、ツールの会社に確かめます。

AI検索対策のツール15選の比較一覧

2026年10月6日に、各ツールの公式の料金ページで確かめた入口の価格です。並びは順位ではなく、入口の価格の安い順です。 ツールの名前を押すと、公式の料金のページが開きます。比較記事に載っている料金は、すでに変わっていることがあります。2026年10月に料金を変えたツールもあります。

ツール(会社)入口の価格質問の数最低契約期間
Optyino.ai(Wallabee)月5,990円(税抜、月契約)20〜140(プランによる、毎日)月ごと(年契約あり)
Brand UP(ワノクニ)月7,980円書いていない書いていない
GEO AIO TRACKER(LIFE)無料あり。有料は月9,800円〜ライトは質問3書いていない
SUPER ACT(プラッタ)月15,000円(税別)10(10問ごとに追加)書いていない
DolphinX AIO(メディアリーチ)月30,000円(税別)毎日20〜806か月
ミエルカGEO(Faber Company)月49,800円(税抜)+初期費用書いていない書いていない
AIsearchmap(CINC)無料あり(ChatGPTのみ)。有料は月5万円〜800〜書いていない
LLMOチェキ(Itera)月50,000円(税別)月約7,200回(グロース)6か月または12か月
Genview(FID)月60,000円(税抜)15(追加あり)書いていない
国内の計測ツールの料金(2026年10月6日、公式ページで確認)
ツール入口の価格質問の数
OtterlyAI月29ドル15
Ahrefs Brand Radar独自の質問は月50ドル〜(すべてのAIで月699ドル)書いていない
Peec AI月95ドル50(毎日)
Semrush AI Visibility Toolkit月99ドル25
Scrunch月300ドル350
Profound公開していない(無料の試用あり)—
海外の計測ツールの料金(2026年10月6日、公式ページで確認、月払い)

国内の計測ツールで料金を公開している10件の中央値は、月39,900円でした。費用の全体像はAIO対策・LLMO対策の費用相場にまとめています。

12か月の総額で比べる

月額だけを見ると安く見えても、最低契約期間と初期費用を足すと順番が変わることがあります。公式の入口の価格で12か月分を出すと、次のようになります。

ツール計算12か月の総額
Optyino.ai(エントリー)5,990円 × 12か月71,880円
DolphinX AIO(ライト、12か月契約)27,000円 × 12か月324,000円
ミエルカGEO(単一サイト)49,800円 × 12か月 + 初期費用597,600円 + 初期費用
LLMOチェキ(グロース)50,000円 × 12か月600,000円
12か月の総額の例(入口の価格、2026年10月6日、税は各社の表記のまま)

総額と一緒に、その価格で何問を、何回聞けるかを並べます。 安いプランは、質問の数や測るAIが少ないことが多いからです。

ツールで分からないこと

ツールが得意なのは、決めた質問の結果を同じ条件で続けて記録することです。一方で、次のことは、ツールだけでは分かりにくいです。

  • 分かりにくい

    どの質問を測ればいいか

    ツールは、登録した質問しか測りません。お客様が実際にどんな相談をAIにしているかを考えて質問を作るのは、使う人の仕事です。質問の作り方で、数字は大きく変わります。

  • 分かりにくい

    なぜ出ないのか、何を直せばいいか

    名前が出た割合や引用元は分かっても、なぜ競合がすすめられているのかは、答えの全文と引用されたページを読まないと分かりません。

  • 分かりにくい

    答えの内容が正しいか

    名前が出ていても、料金や特徴が間違って紹介されていることがあります。内容の正しさは、答えを読んで確かめます。

ツールと単発の診断の使い分け

ツールは続けて追う道具、診断は最初に全体を見て方向を決めるものです。何を聞けばいいか、誰と比べればいいかが決まっていないなら、先に診断で質問と競合を決めます。 そのあとで、決めた質問をツールに登録して追うと、ツールの数字が意味のあるものになります。

計測ツール単発の診断
費用の形月額(最低契約期間があることが多い)1回ごと
得意なこと決めた質問を、同じ条件で続けて記録する質問と競合を決め、答えを読んで、原因と優先順位をまとめる
使う人の手間画面を見て、改善を考える報告を受けて、優先順位の上から直す
向いている時期何を追うかが決まったあと始める前、方向を見直すとき
ツールと単発の診断

単発の診断の料金と中身は、AIO診断・GEO診断・LLMO診断のサービス比較で24件を並べています。私たちの AI検索ドック は単発の診断です。お客様がしそうな相談を30問つくり、ChatGPT・Gemini・Copilotに各10回、合わせて900回聞いて、いまの状態と次にやることをまとめます。答えの全文と引用元も納品するので、その質問をそのままツールに登録して追うこともできます。

よくある質問

無料のLLMOツールで十分ですか?

まず一度、自社の状態をざっと見るには役立ちます。ただ、質問の数や聞く回数が少ないことが多いので、施策の効果を比べるには足りないことがあります。何回聞いた結果かを確かめてから使います。

SEOツールのAI機能と、専用の計測ツールはどちらがいいですか?

すでにそのSEOツールを使っているなら、同じ画面で追えるAI機能が手軽です。測るAIの種類や、質問の数、聞く回数を細かく決めたいなら、専用の計測ツールのほうが合うことが多いです。

ツールの数字が毎日上下するのはなぜですか?

AIの答えが毎回変わるからです。私たちの測定では、1回ずつ聞いたときの言及率は、同じ日でも15ポイント近く動きました。1日ごとではなく、月の割合で見ます。

ツールを入れれば、AIに出るようになりますか?

なりません。ツールは測る道具で、AIの答えを変えるのは、自社のページの中身や、外のサイトでの紹介です。ツールの数字は、直したことが効いたかを確かめるために使います。

比較記事に載っている料金は正しいですか?

古くなっていることがあります。契約の前に、公式の料金ページで確かめます。

まとめ

AI検索対策(AIO・GEO・LLMO)のツールは、料金と対象のAIだけでなく、同じ質問を何回聞くかで比べます。

  • 国内の計測ツールの公開料金の中央値は月39,900円。最低契約期間をかけた12か月の総額で比べる
  • 1回だけ聞いた結果は、10回の割合と平均約30ポイントずれた。毎日聞くツールは、月の割合で見る
  • APIで聞くか、画面と同じように聞くかで、数字の意味が変わる
  • 何を聞くかが決まっていないなら、先に診断で質問と競合を決め、ツールで追う

ツールは、測る質問が決まってはじめて役に立ちます。まず、お客様がAIにどんな相談をしているかを考えるところからです。

この記事を書いた人

AI検索ドック研究チーム

AI検索ドックで、ChatGPT・Gemini・Copilotなどの答えを調べているチームです。お客様がAIにしそうな相談をくり返し聞き、どの会社や商品の名前が出るか、AIが裏で何を検索し、どのページを引用したかを記録しています。自社の計測や業種ごとの調査、診断で集めた回答をもとに書いています。運営はStellagent株式会社です。

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