AI・ChatGPTに自社が出てこない理由と、確かめ方

AI・ChatGPTに自社が出てこない理由と、確かめ方
目次10
  1. AIに自社が出てこない理由は、3つの動きのどこかで外れているから
  2. まず「本当に出ていないか」を確かめる
  3. 私たちのAI検索ドックは、900回中4回しか出てこなかった
  4. 「検索する」で外れる理由と確かめ方
  5. 「参照する」で外れる理由と確かめ方
  6. 「回答する」で外れる理由と確かめ方
  7. ChatGPTにおすすめされるには、止まっている動きから直す
  8. 効かないこと・待たなくていいこと
  9. よくある質問
  10. まとめ

ChatGPTやGeminiに自社が出てこないのは、AIが答えをつくるときの3つの動き、検索する・参照する・回答するのどこかで、自社が外れているからです。いまの主なAIは、「おすすめの〇〇は?」のような相談を受けると、検索して、見つけたページを参照し、その中から数社を選んで答えます。どの動きで外れているかによって、直す場所が変わります。

この記事では、本当に出ていないのかの確かめ方と、3つの動きごとの外れる理由・確かめ方・直す順番を説明します。私たち AI検索ドック 自身が、自分たちのサービスを測って900回中4回しか出てこなかった結果も、どこで外れていたかまで載せます。

AI検索対策の全体の地図はAI検索対策(AIO・GEO・LLMO)完全ガイドに、やり方の手順はAIO対策にまとめています。

この記事のポイント

  1. 出てこない理由は、AIの3つの動き(検索・参照・回答)のどこで外れたかで分ける
  2. 社名でなく相談の形で、同じ質問を何回も聞いて確かめる
  3. 私たちは「検索する」で外れていた。直すのも、止まっている動きから

AIに自社が出てこない理由は、3つの動きのどこかで外れているから

AIの答え方には、学習で覚えている知識だけで答える場合と、検索して見つけたページをもとに答える場合があります。ただ、会社やサービスを探す相談では、いまの主なAIはほぼ必ず検索してから答えます。私たちが計測や診断のサービスを探す相談を900回聞いたときも、889回(98.8%)の答えに、検索して参照したページ(引用元)が付いていました(2026年10月1日、ChatGPT・Gemini・Copilot)。

そのため、「AIに学習されていないから出てこない」と決めつけず、検索して答えるときの、どの動きで外れたかを見ます。検索しないときの、学習で覚えている知識についてはLLMO対策に書いています。

動きAIがしていること自社が外れる主な理由確かめるもの
① 検索する相談の文から検索クエリ(AIが検索に使う言葉)をいくつもつくり、検索の索引からページを集める索引に載っていない。ボットを止めている。AIの検索クエリで、自社のページも自社を紹介するページも上位にない索引への登録、ボットの記録、検索クエリでの検索結果
② 参照する集めたページの中身を読むよく読まれるページ(比較記事・口コミ・自社サイト)に、自社の名前や情報がない。中身が読めない答えの引用元に、自社の名前があるか
③ 回答する参照した内容から、相談の条件に合う数社を選んで答える相談の条件に合う根拠がない。何の会社か分からない。ページによって情報が食い違う一緒に挙がった会社の紹介文と、その根拠
AIの3つの動きと、自社が外れる理由

前の動きで外れると、次の動きには進めません。検索で集められなければ、自社サイトをどれほど書き直しても参照されません。確かめるときも、直すときも、①から順に見ます。

まず「本当に出ていないか」を確かめる

社名ではなく、相談の形で聞く

ChatGPTに社名を入れて聞くと、検索して自社サイトなどを読み、正しく説明してくれることがよくあります。私たちも、ChatGPTに検索してAI検索ドックについて答えるよう頼むと、プレスリリースを引用して、提供開始日や診断の中身まで正しく答えました(2026年10月7日、一時チャット)。

ChatGPTに、検索してAI検索ドックについて答えるよう頼んだ画面。プレスリリースを引用して、提供開始日や診断の内容を説明している
社名を入れて聞いた答え(2026年10月7日)。①プレスリリースのページを引用して、正しく説明した

反対に、検索を使わずに、学習した知識だけで答えるよう頼むと、「確実に特定できるほどの情報はない」と答えました。始めたばかりのサービスは、AIの学習の知識にはまだ入っていません。検索して見つけてもらえるかどうかが、すべてです。

ChatGPTに、検索を使わずにAI検索ドックについて答えるよう頼んだ画面。学習済みの知識では特定できないと答えている
検索を使わずに聞いた答え(2026年10月7日)。学習した知識だけでは、AI検索ドックを知らなかった

それでも、名前を入れない相談では、ほとんど出てきませんでした(次の節)。社名で聞く人は、すでに自社を知っている人です。新しいお客様との接点になるのは、名前を入れない相談の質問です。確かめるときは、2つを分けて記録します。

形例分かること
社名を入れる質問「AI検索ドックとは何ですか。料金と対象を教えてください」AIが自社を正しく説明できるか。間違った情報が広がっていないか
名前を入れない相談「AIの答えに自社がどう出ているかを調べてくれる日本のサービスを3つ挙げてください」お客様が比べる候補に、自社が入るか
確かめる質問の2つの形

相談の質問は、お客様の立場と事情を書き込んでつくります。たとえば「全国に十数軒のホテルを持つ会社のマーケティング担当で、家族旅行の相談で自社が挙がるかを知りたい」のようにです。AIは、聞いた人の事情に合わせて答えるからです。

同じ質問を何回も聞く

AIの答えは、同じ質問でも毎回変わります。私たちの900回の答えで比べると、1回だけ聞いて出した割合は、10回聞いた割合と平均29.9ポイントずれました。10回のうちには出ていたのに、1回だけ聞いて「出ない」と読んでしまう割合は73.2%でした(2026年10月1日、30問×3つのAI×各10回)。

1回聞いて出なかっただけでは、出てこないとは言えません。 次の手順で確かめます。

  1. 相談の質問を5〜10問つくる。 お客様がしそうな相談を、社名を入れずに書きます
  2. 毎回新しい会話で聞く。 ChatGPTとGeminiは一時チャットを使い、過去の会話やメモリの影響をなくします。答えに引用元が付いたか(検索したか)も記録します
  3. 同じ質問を、AIごとに5〜10回聞く。 ChatGPT・Gemini・Copilotなど、お客様が使うAIで聞きます
  4. 答えごとに記録する。 自社の名前が出たか、何番目か、代わりに挙がった会社、答えの引用元のURLを残します

私たちの無料診断も、この手順で、1つの相談をAIごとに10回ずつ聞いています。聞く回数と、ずれの大きさはAI検索対策の効果測定にくわしく書いています。

私たちのAI検索ドックは、900回中4回しか出てこなかった

私たちは、AIの答えを測るサービス AI検索ドック を、2026年10月1日に始めました。同じ日に、自分たちのサービスをこの方法で測りました。計測や診断のサービスを探す相談を30問つくり、ChatGPT・Gemini・Copilotに各10回、合わせて900回聞いています(クラウド上の仮想マシンのブラウザから送信、ログインなし)。

4回

900回のうち、名前が出た答え

58位

名前が出た204のサービスの中での順位

0回

6日後に無料診断で測った20回のうち

AI検索ドック調べ(900回は2026年10月1日、30問×ChatGPT・Gemini・Copilot×各10回。20回は2026年10月7日、無料診断で1問×ChatGPT・Gemini×各10回)

名前が出たのは900回中4回(ChatGPT 1回・Gemini 3回・Copilot 0回)で、名前が出た204のサービスの中で58位でした。6日後の10月7日に、私たちの無料診断で、市場を「AI検索対策」にして1つの相談をChatGPTとGeminiに10回ずつ聞いたときも、20回中0回でした。2つのAIの答えには42の会社・サービスが挙がりましたが、AI検索ドックは一度も入っていません。

AI検索ドックの診断と同じ方法で、自分たちのサービスを測ったレポートのページ。計測市場の204サービス中58位、平均想起率0.8%。1位のサービスは32.1%
自分たちのサービスを、AI検索ドックの診断と同じ方法で測ったレポートの1ページ(2026年10月1日)。計測・診断を探す24問で名前が出た割合は0.8%(ChatGPT・Geminiの平均)で、204サービス中58位

では、どこで外れていたのか。3つの動きの順に追いました。

動き調べたこと結果
① 検索するChatGPTに30問を3回ずつ聞き、答えの裏で使った検索クエリと、検索で受け取ったページを記録した検索クエリ412本に「AI検索ドック」は0本。受け取ったページ のべ6,287件(全文を記録できた49回分)のうち、私たちのページは1件
① 検索するGemini(API)に30問を3回ずつ聞き、引用元を記録した90回のうち、私たちのページが引用元に入ったのは0回
① 検索する計測や診断の言葉13語で、Googleの上位10件を見た13語とも、私たちのページはなし
② 参照する900回の答えに付いたリンク(引用元)私たちのページが入ったのは8回
③ 回答するその8回の答えの本文名前が出たのは3回。残る5回は、私たちのページを参照したのに、すすめた中に入らなかった
AI検索ドックが外れていた場所(2026年10月1〜2日)

いちばん大きく外れていたのは「検索する」でした。 ChatGPTが使った検索クエリは「LLMO 診断 サービス 日本 企業」のような言葉で、その検索結果に、私たちのページも、私たちを紹介する外のページもほとんどありませんでした。ChatGPTは、最初の検索で見つけた候補について、「site:」で公式サイトに絞ってもう一度検索することがあります(2回に分けて検索した17回では、後の検索59本のうち51本が「site:」つき)。最初の検索結果に出てこない会社は、公式サイトを確かめに来てもらうこともできません。

社名で聞いたときに引用されたAI検索ドックのプレスリリースも、相談の900回では、配信サイトのページとしては一度も引用されませんでした(転載したニュースサイトのページが1回)。同じ配信サイトのページは、ほかの会社のリリースを中心に186回の答えで引用されています。私たちのリリースは、相談の検索クエリで見つかる書き方になっていなかった、と考えています。プレスリリースやSNS・YouTubeの情報が、AIの答えにどれくらい届くかはChatGPT・Geminiは最新の情報をどこから取っている?にまとめています。

ボットは来ていた

「検索する」で外れた理由は、ボットが来ていなかったことではありません。ページを置いた2026年9月28日から、bingbot は6時間、ChatGPTの検索ボット(OAI-SearchBot)は8時間半、Googlebot は29時間で来ました。人の質問に答えるために、その場でページを読む回答ボット(ChatGPT-User)も、10月5日までに7回、LPを読みに来ています。

社名の検索では、GoogleでもBingでもLPが上位に出ていました(10月7日)。ボットは来て、索引にも載っていました。足りなかったのは、AIの検索クエリで見つかるページと、外のサイトでの紹介です。

「検索する」で外れる理由と確かめ方

「検索する」で外れる理由は、次の3つです。私たちは3つ目でした。

  • 検索の索引に載っていない(新しいページ、noindex の指定、ログインしないと見られないページ)
  • ボットを止めている(robots.txt や、CDN・WAF のボット対策)
  • AIの検索クエリで、自社のページも、自社を紹介する外のページも上位にない

AIの検索クエリは、相談の文そのままではありません。AIは相談の条件ごとに言葉を組み直し、いくつもの検索に分けて調べます(クエリファンアウト)。くわしくはクエリファンアウトとはにまとめています。

検索する先の索引は、AIごとに違います。Gemini・GoogleのAI Overviews(日本語の画面では「AIによる概要」)・AIモードはGoogleの索引、CopilotはBingの索引、ChatGPTは自社の検索ボット(OAI-SearchBot)の索引と、提携する検索の索引から集めます。Googleだけでなく、Bingでも確かめます。 AIごとの検索する先の違いは、ChatGPT・Gemini・Copilotの違いにまとめています。

「検索する」で確かめること

  • Search Console と Bing Webmaster Tools の URL 検査で、大事なページが索引に登録されているかを見る
  • robots.txt で OAI-SearchBot・bingbot・Googlebot を止めていないかを見る。学習を止めたいときは GPTBot だけを止める
  • CDN や WAF のボット対策で、AIのボットをはじいていないかを見る
  • サーバーや CDN のアクセスの記録で、OAI-SearchBot・bingbot・Googlebot が実際に来ているかを見る
  • 相談の条件の言葉(業種・地域・目的・「おすすめ」「比較」など)を組み合わせて Google と Bing で検索し、上位10件に自社か、自社を紹介するページがあるかを見る

いちばん手間がかかり、いちばん大事なのは最後の項目です。上位10件に自社がなくても、自社を紹介している比較記事があれば、AIはそこから自社を見つけられます。

「参照する」で外れる理由と確かめ方

AIがよく参照するのは、自社サイトだけではありません。私たちの900回の答えでも、サービスを探す24問で引用の多かった上位20ページのうち8割は、計測や対策の会社が書いた比較記事と、各社の公式ページでした。参照される比較記事に自社が載っていなければ、その答えには自社が出にくくなります。

「参照する」で外れる理由は、次の3つです。

  • 比較記事・口コミ・業界のまとめなど、AIがよく参照する外のページに、自社が載っていない
  • 自社のページに、相談の答えになる中身がない(何をしているか、誰向けか、料金、地域が書かれていない)
  • 中身が読めない(JavaScriptを動かさないと本文が出ない、大事なことが画像やPDFの中にしかない、nosnippet の指定)

「参照する」で確かめること

  • 相談の答えの引用元を開き、自社の名前が出ているかを見る
  • 引用元を、比較記事・口コミ・ニュース・各社の公式サイトに分けて数え、どの種類が多いかを見る
  • よく引用される比較記事に自社が載っていないとき、載せてもらえるかを運営元に問い合わせる
  • 自社の大事なページを、JavaScriptを止めたブラウザで開き、本文が読めるかを見る
  • 会社名・サービス名・料金・対象が、画像ではなく文字で書かれているかを見る

どんなページが引用されやすいかと、引用元の調べ方は、AIに引用されるページの条件と、引用元の調べ方にまとめています。

「回答する」で外れる理由と確かめ方

参照されても、すすめられるとは限りません。私たちのページが参照された8回のうち、5回は名前が出ませんでした。そのうち4回は、ホテルや宿をAIがどうすすめるかを調べた私たちの調査の記事、1回はLLMOの解説の記事でした。

調査の中身は読まれても、そのページからは「AIの答えを調べてくれるサービス」としてすすめる根拠が読み取れなかった、と私たちは考えています(推測です)。読まれたページに、相談の答えになる根拠が書かれていなければ、回答には残りません。

「回答する」で外れる理由は、次の4つです。

  • 相談の条件(業種・規模・地域・予算・目的)に合うことが、どのページにも書かれていない
  • 何の会社か、一文で分からない
  • 会社名・料金・対象が、ページによって食い違う
  • 一緒に挙がった会社には、比較記事や口コミなど、すすめる根拠がいくつもある

確かめるときは、一緒に挙がった会社の紹介文を読み、AIがどのページを根拠にしたかを引用元で確かめます。そのうえで、同じ根拠が自社にあるか、あるならどこに書かれているかを並べます。

見ること確かめ方
何としてすすめられたか答えの本文で、その会社が「計測ツール」「支援会社」など、何として紹介されたかを見る
根拠のページ引用元が、公式サイトか、比較記事か、口コミかを見る
相談の条件料金・対象・地域・対応範囲が、根拠のページに文字で書かれているかを見る
書き方のそろい方会社名・サービス名・料金が、どのページでも同じかを見る
一緒に挙がった会社と、自社を並べて見ること

AIが自社について間違ったことを答えているときは、AIが自社について間違ったことを答えるときをご覧ください。

ChatGPTにおすすめされるには、止まっている動きから直す

ChatGPTにおすすめされるための近道は、止まっている動きから直すことです。3つの動きごとに、自社サイトですることと、外のサイトですることを分けました。

止まっている動き自社サイトですること外のサイトですること
① 検索する索引に登録する。検索のボットを止めない。相談の条件(対象・地域・用途)に答えるページをつくるAIの検索クエリで上位に出る比較記事・業界のまとめに載せてもらう。プレスリリースを出す
② 参照する何をしているか・誰向けか・料金・対象を、本文の文字で書く。JavaScriptなしで読めるようにするよく引用される比較記事・口コミのサイトに、正しい情報で載る
③ 回答する相談の条件に合う根拠(事例・数字・対応範囲)を書く。会社名や料金の書き方をそろえる口コミ・紹介記事・取材など、自社以外の人が書いた根拠を増やす
止まっている動きと、直すこと

AIの答えは、自社サイトだけでは決まりません。参照されるページの多くは外のサイトなので、外で名前が出る場所を増やすことまでが対策です。 6つの手順と書き方の例は、AIO対策にまとめています。

私たちも、「検索する」から直し始めました。2026年10月7日にこのブログの記事を12本公開し、計測やAI検索対策を比べている外のサイトに、掲載のお願いを送っています。公開した日の夜には、Bingの「AI検索対策」の検索で、完全ガイドの記事が2位に出ました(Googleでは、狙う12語とも50位以内にまだありません)。CopilotはBingの索引から答えるので、「検索する」の一歩目です。答えに出るようになったかは、同じ質問で測り直して確かめます。経過はnoteで公開しています。

効かないこと・待たなくていいこと

  • GoogleのAIには要らない

    llms.txt を置く

    Googleは、Google検索は llms.txt を無視するので、置いても害も益もない、と書いています。AI OverviewsとAIモードには効きません。ChatGPTなどほかのAIで効くかは、まだ確かめられていません。くわしくはllms.txtはAIに効くのかにまとめています。

  • 検索には関係しない

    GPTBot や Google-Extended を許可する

    GPTBot はOpenAIの学習用のボットで、ChatGPTの検索に出るかは OAI-SearchBot で決まります。Google-Extended は、Geminiの学習などに使ってよいかの指定で、Googleは「Google検索への掲載にも順位にも影響しない」と書いています。

  • 根拠なし

    記事の中で社名をくり返す

    社名をくり返しても、相談の条件に合う根拠が増えるわけではありません。何の会社か、誰に向いているかを、一度はっきり書くほうが先です。

  • 待たなくていい

    AIの学習の更新を待つ

    相談では、AIは検索してから答えます。索引に載るページと、参照されるページの中身が変われば、答えも変わり得ます。学習の更新を待つ必要はありません。

よくある質問

ChatGPTに自社が出てこないのはなぜですか?

ChatGPTが答えるときの3つの動き、検索する・参照する・回答するのどこかで、自社が外れているからです。いちばん多いのは、ChatGPTが相談からつくった検索クエリで、自社のページも自社を紹介する外のページも見つからないことです。私たち自身も、ここで外れていました。

社名で聞くと出るのに、おすすめを聞くと出ないのはなぜですか?

社名で聞くと、AIは社名で検索するので、自社サイトやプレスリリースが見つかります。おすすめを聞くと、AIは「業種 おすすめ 比較」のような言葉で検索するので、その検索結果に自社か自社を紹介するページがなければ、候補に入りません。私たちも、社名で聞けば正しく説明されましたが、相談では900回中4回でした。

ChatGPTに自社が表示されるか、どう確認すればいいですか?

社名を入れない相談の質問を5〜10問つくり、一時チャットで、同じ質問を5〜10回ずつ聞きます。名前が出たか、何番目か、代わりに挙がった会社、答えの引用元を記録します。GeminiやCopilotなど、お客様が使うほかのAIでも同じように聞きます。

何回聞けば、出ていないと判断できますか?

私たちは同じ質問を10回聞いています。900回の答えで比べると、1回だけの結果は10回の割合と平均29.9ポイントずれ、10回のうちに出ていたものの73.2%を「出ない」と読んでいました。少なくとも5回以上は聞き、質問をまとめた全体の割合で見ます。

Googleで上位なら、AIにも出ますか?

上位にあると「検索する」は越えやすくなりますが、それだけでは足りません。AIは相談を別の検索クエリに分けて検索するので、社名や1つの言葉で上位にあっても、相談の検索クエリで見つかるとは限りません。私たちも、社名の検索ではLPが上位でしたが、相談の答えにはほとんど出ませんでした。

llms.txt や構造化データを入れれば出てきますか?

GoogleのAI OverviewsとAIモードのためには要りません。Googleは、llms.txt は無視し、生成AI検索に構造化データは必要ない、と書いています。ChatGPTなどほかのAIで効くかは、まだ確かめられていません。

GPTBot を止めていると、ChatGPTに出ませんか?

GPTBot は学習用のボットなので、止めても、ChatGPTの検索の答えに出るかには関わりません。検索の答えに出るかを決めるのは OAI-SearchBot です。OAI-SearchBot を止めていないかを確かめます。

直したら、どれくらいで出てくるようになりますか?

決まった期間はありません。私たちのサイトでは、新しいページに6時間から1日余りでボットが来ました。外のサイトに紹介が載ると、AIがそのページを検索で見つけた時点で答えが変わることがあります。同じ質問で毎月測り、いつ何が変わったかを記録します。

ChatGPTにおすすめされるには、何をすればいいですか?

まず、自社がどの動きで外れているかを確かめ、止まっている動きから直します。検索で外れているなら、相談の条件に答えるページをつくり、比較記事などの外のサイトに載せてもらいます。参照や回答で外れているなら、何をしている会社で、誰に向いているかの根拠を、文字ではっきり書きます。

自分で確かめる時間がないときは、どうすればいいですか?

私たちの無料診断では、1つの相談をAIごとに10回ずつ聞き、名前が出た回数、代わりに挙がった会社、答えの引用元、AIが裏で検索した言葉、ボットから見たサイトの点検の結果を、まとめて確かめられます。

まとめ

AIに自社が出てこない理由は、AIが答えるときの3つの動き、検索する・参照する・回答するのどこかで外れていることです。確かめるときも直すときも、検索するから順に見ます。

  • 社名ではなく相談の形で、同じ質問を何回も聞いて確かめる
  • 「検索する」はAIの検索クエリでの検索結果とボットの記録、「参照する」は答えの引用元、「回答する」は一緒に挙がった会社の根拠で確かめる
  • 直すのは止まっている動きから。外のサイトで名前が出る場所を増やすことまで含める

最初の一歩は、お客様がしそうな相談を1つ決めて、AIに10回聞いてみることです。

この記事を書いた人

AI検索ドック研究チーム

AI検索ドックで、ChatGPT・Gemini・Copilotなどの答えを調べているチームです。お客様がAIにしそうな相談をくり返し聞き、どの会社や商品の名前が出るか、AIが裏で何を検索し、どのページを引用したかを記録しています。自社の計測や業種ごとの調査、診断で集めた回答をもとに書いています。運営はステラジェント株式会社です。

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