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AIの誤情報チェック・監視サービスは、ChatGPTやGeminiなどに自社についての質問をして、答えに誤りや古い情報がないかを点検するサービスです。選ぶときは、誤りを見つけるだけか、誤りがどのページから来たか(出どころ)まで特定するか、直すところまで支援するかを先に決めます。主なAIの会社には、会社の情報の誤りを直してもらう専用の窓口が見当たらず、直すのはAIが参照しているページの側になるからです。
この記事では、選ぶときに見る5つの観点と、2026年10月14日に各社の公式ページで確かめた7件の比較を載せます。私たちが「AIの誤った情報の出どころを特定してくれるサービス」をAIに聞いたとき、AIがどのサービスを挙げたかもあわせて紹介します。
表には、私たち AI検索ドック(ステラジェント株式会社)も、同じ基準で1件として入れています。AI検索対策の全体はAI検索対策(AIO・GEO・LLMO)完全ガイドとAIO対策にまとめています。
この記事のポイント
- 誤りを見つける・出どころを特定する・直す、のどこまで頼むかで型を選ぶ
- 7件すべてが引用元を調べるが、同じ質問を何回聞くかを書いていたのは1件だけ
- 料金を公開していたのは7件中3件。ほかは問い合わせや資料で個別に決まる

AIの誤情報チェック・監視サービスとは
AIの誤情報チェック・監視サービスは、お客様がAIにしそうな質問を用意して、いくつかのAIに聞き、自社についての答えを記録して点検するサービスです。終わった料金プランを今もあるように答えていないか、住所や代表者が古くないか、別の会社と混ざっていないかなどを確かめます。別の会社と混ざるときの切り分けは、AIが自社を別の会社と混同するのはなぜ?にまとめています。
多くのサービスは、答えに付いた引用元(AIが参照したページ)も調べます。いまの主なAIは、会社やサービスについての相談では検索してから答えるので、誤りの多くは参照したページから入るからです。
名前の出方を測る計測ツール(言及率や引用元を毎日記録する道具)とも、目的が少し違います。計測ツールは「答えに名前が出たか」を数え、誤情報のチェックは「答えの中身が正しいか」を読みます。計測ツールはLLMOツール・AIO対策ツールの比較で16件を並べています。
AIの誤情報チェック・監視サービスの選び方
サービスを比べる前に、何で比べるかを決めます。見るのは次の5つです。
- 誤りの検知の範囲を確かめる(何を誤りとして見るか、どのテーマを点検するか)
- AIの数と、同じ質問を聞く回数を確かめる
- 出どころの特定のしかたを確かめる(引用元をどこまで調べるか)
- 修正の支援がどこまでかを確かめる(提案だけか、実行までか)
- 費用の出し方を確かめる(月額・個別見積・1回ごと)
誤りの検知の範囲
誤りの見方は、サービスによって違います。正しいか間違いかの2つで分けるもの、「古い情報」「文脈がずれている」「情報がない」などに細かく分けるもの、ネガティブな表現の強さまで見るものがあります。
点検するテーマも確かめます。料金や商品の情報だけか、採用・IR・会社の評判まで含めるかで、用意する質問が変わります。採用の情報が古いまま答えられているときの直し方はAIが採用情報を古いまま答えるときの直し方にまとめています。
AIの数と、同じ質問を聞く回数
AIの答えは、同じ質問でも毎回変わります。誤りが10回中1回だけ出るのか、10回中8回出るのかで、急いで直すべきかが変わります。
私たちが同じ質問を ChatGPT と Gemini に10回ずつ聞いたときも、1番目に挙がったサービスは、Gemini の10回答で6種類、ChatGPT の10回答で5種類に分かれました(2026年10月12日、後の節の質問)。1回聞いた答えだけで、誤りが「ある」「ない」を決めないことが大切です。 何回聞けば割合が落ち着くかは、AI検索対策の効果測定にまとめています。
対象のAIも確かめます。お客様が使うのは ChatGPT・Gemini・Copilot のほか、Google の検索結果に出る AI Overviews(日本語の画面では「AIによる概要」)とAIモードです。Google の答えの誤りの報告のしかたは、Google AI Overviews が自社について間違えるときの報告のしかたにまとめています。
出どころの特定
誤りを見つけても、どのページから来たかが分からなければ、直す場所が決まりません。引用元のURLを一覧にするだけか、引用元のページを開いて同じ誤りが書かれているかまで確かめるかで、手間が大きく違います。
引用元は、答えをつくるときに参照したページの一覧です。引用元に出たページが、そのまま誤りの元とは限りません。レポートで「このページのこの記述が、この誤りの元」とまで示してもらえるかを、見本のレポートで確かめます。
修正の支援
主なAIの会社には、会社の情報の誤りを直してもらう専用の窓口が見当たりません(2026年10月8日に確認)。直すのは、自社サイト、外のサイト、プレスリリースなど、AIが参照するページの側です。
そのため、修正の支援は「何を直すかの提案」「自社サイトの記事やFAQの作成」「外のサイトへの修正の依頼」のどこまでかで比べます。社名変更や料金改定のあとに、古い情報が残っていないかを自分で確かめる項目は、AIに古い情報を答えさせないチェックリストにまとめています。
費用の出し方
費用は、月額の料金を公開しているもの、個別見積のもの、1回ごとのものに分かれます。月額のものは、最低契約期間をかけた総額で比べます。
問い合わせるときに聞くこと
- どのAIに、どんな質問を、何問、それぞれ何回聞くのか
- 誤りをどう分けて判定するのか。判定するのは人か、AIか
- 誤りの元になったページを、記述まで示してくれるのか
- 答えの全文と引用元を、データとして受け取れるのか
- 修正の支援はどこまでか。記事の作成や外のサイトへの依頼は別料金か
- 直したあと、同じ質問・同じ回数で測り直せるのか
- 最低契約期間と、その期間の総額はいくらか
AIの誤情報チェック・監視サービス7件の比較一覧
上の選び方で見る項目を、1つの表に並べました。サービスの名前を押すと、公式のページが開きます。並びは順位ではなく、型ごとの名前の順です。内容は、2026年10月14日に各社の公式ページとプレスリリースで確かめたものです。
| サービス(会社) | 対象のAI | 出どころ | 修正の支援 | 費用 |
|---|---|---|---|---|
| 引用URLがあれば調べる | 施策の提案(実行はコンサルとあわせて) | 問い合わせ | ||
| 参照元への修正の依頼 | 立案から実行・効果の確認まで | 資料で案内 (4プラン) | ||
| 情報源を特定して評価 | 協力会社と自社サイト・外のサイトまで | 問い合わせ | ||
| 参照元サイトの信頼度 | 専門家が直し方を支援 | 個別見積 | ||
| 引用URLを4種に分ける | 次の行動(修正の依頼など)を示す | 月24,800円 (税抜)〜 | ||
| 情報源URLの信頼性 | 参照される情報源を自動で作る | 3か月払いで 月4万円〜 | ||
| 誤りの元のページを載せる | 対策リストと優先順位 | 1回30万円 (税別) |
7件の公式ページで、書かれていることを数えました。
3件
料金を公開していた
4件
直す方法を担当者が支援する
1件
同じ質問を何回聞くかを書いていた
料金を公開していたのは7件中3件で、ほかの4件は問い合わせ・資料・個別見積でした。直す方法の支援を、コンサルタントや専門家が行うとしていたのは、AI検索対策の会社と風評対策の会社の4件です(CINCはコンサルティングとあわせて頼む場合)。引用元を調べることは7件すべてが書いていましたが、同じ質問を何回聞くかを書いていたのは、私たちの1件だけでした。 頼むときは、回数を問い合わせで確かめます。
型ごとのサービスの紹介
7件を、型ごとに紹介します。何を点検するか、どのAIを、どれくらいの頻度で見るか、出どころの特定と修正の支援、費用を、2026年10月14日に各社の公式ページとプレスリリースで確かめた内容でまとめています。並びは順位ではありません。
AI検索対策の会社の誤情報チェック
AI検索対策(AIO・GEO・LLMO)のコンサルティングをしている会社が、誤情報の点検を、改善の支援とあわせて出している型です。点検のあとに、何を直すかまで同じ会社に相談したい会社に向いています。ほかの対策の会社はLLMO対策・AIO対策の会社27社の比較で並べています。
AI誤情報チェックサービス

AI誤情報チェックサービスは、AI検索対策ツール「AIsearchmap」も提供するCINCのサービスで、AIの答えを7つのラベルで分けて、対応の優先度を整理します。機能の発表では、検索せずに答えさせた場合の答えも取り、AIの知識と引用したページのどちらが原因かを調べられるとしています。公式ページには、情報源の分析と改善提案、回答品質のモニタリングもサービスの中身として並んでいます。チェックだけの利用もでき、AI検索対策のコンサルティングまで同じ会社に任せたい会社に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 公開していない(問い合わせ) |
| 対象のAI | |
| 何を点検するか | 会社や商品についての答えの誤りと、不適切な文脈での言及 |
| 点検のしかた | 正しい情報を登録して同じテーマの質問を各AIに送り、答えを「正確・鮮度混在・文脈ズレ・不完全・不正確・ハルシネーション・情報なし」に分ける |
| 頻度と回数 | 施策のあとも定期的に答えを確かめる。頻度と、同じ質問を何回聞くかは書いていない |
| 出どころの特定 | 答えに引用URLがあれば、自社サイト・リリース・レビューサイトなどを調べる |
| 修正の支援 | 自社サイトの更新、コンテンツの改善、外のサイトへの修正の依頼の検討などを提案。実行の支援はコンサルティングもあわせて頼む場合だけ |
くわしく見る(機能・実績・提供会社)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 修正の支援の補足 | 実行の支援とモニタリングは、AI検索最適化のコンサルティングをあわせて頼む場合だけ |
| 提供開始 | 2026年6月9日 |
| 提供会社 | 株式会社CINC(東京都港区) |
AIブランドプロテクト

AIブランドプロテクトは、SEOとAI検索対策のナイルのサービスで、ブランドに関わる4つの領域を横断して、AIが自社をどう答えているかを点検します。AIの1次の分析のあと、コンサルタントが誤検知を除いて優先度を決めるのが特徴です。改善の実行と効果の確認まで外に任せたい会社や、まずスポットの診断から始めたい会社に向いています。費用の例は、サービス紹介資料をダウンロードして確かめる形です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 公開していない。4つの料金プラン |
| 対象のAI | |
| 何を点検するか | 自社ブランドの表示の誤情報(ハルシネーション)と、ブランドを傷つける表示 |
| 点検のしかた | 自社開発のモニタリングツールで答えを取り、AIで1次の分析(事実関係の正誤の判定など)、コンサルタントが2次の分析で誤検知を除いて優先度を決める |
| 頻度と回数 | 初期診断で現状を把握し、その後は月次で変化を追う。同じ質問を何回聞くかは書いていない |
| 出どころの特定 | 複数のAIを横断して定点観測し、問題の参照元を特定したうえで改善する必要があるとしている |
| 修正の支援 | 改善の立案から実行支援、効果の検証まで。打ち手は参照元への修正の依頼、Googleへのフィードバック、自社コンテンツの整備。スポットの診断だけにも対応 |
くわしく見る(機能・実績・提供会社)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供開始 | 2026年7月27日 |
| 提供会社 | ナイル株式会社(東京都品川区) |
風評対策の会社の生成AI監視
検索エンジンやSNSでの風評の監視をしてきた会社が、その延長で生成AIの答えを監視する型です。誤情報だけでなく、ネガティブな表現や評判への影響まで含めて見たい会社に向いています。
生成AIによる風評対策サービス(GMO AI最適化ブースト)

GMO NIKKOが「GMO AI最適化ブースト」の中で出している風評対策で、誤情報に加えて、ネガティブな情報の強調やブランドを傷つける表現を、表現の深刻度ごとに見せます。GMOブランドセキュリティなどの協力会社と連携し、必要に応じてAIの会社への問い合わせや訂正の依頼の検討まで支援するとしています。表現の深刻度まで分けて見たい会社や、グループの会社と連携した対策まで頼みたい会社に向いています。頻度と、同じ質問を何回聞くかは公式の発表に書いていないので、頼むときに確かめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 公開していない(問い合わせ) |
| 対象のAI | |
| 何を点検するか | 誤情報・事実誤認、古い情報、ネガティブな情報の過度な強調、ブランドを傷つける表現 |
| 点検のしかた | 社名・サービス名・関連する言葉を含む答えを集め、古い情報や解消した情報が最新として答えられていないかも検知して、AIごと・トピックごとに見せる |
| 頻度と回数 | 書いていない |
| 出どころの特定 | 情報源を特定し、適切か・新しいか・文脈がゆがんでいないかを測る |
| 修正の支援 | 協力会社(GMOブランドセキュリティなど)と、自社サイトの情報の整理・更新、FAQや商品説明・リリースの見直し、外のサイトやレビューサイトとのすり合わせ |
くわしく見る(機能・実績・提供会社)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用の補足 | AI検索対策のツール「GMO AI最適化ブースト」の料金は別に公開されている |
| 提供開始 | 2025年12月24日 |
| 提供会社 | GMO NIKKO株式会社(GMOインターネットグループ) |
生成AI評判調査・対策サービス

生成AI評判調査・対策サービスは、デジタルリスク対策のエルテスのサービスで、会社全体・採用・IR・製品とサービスの4つの観点で、生成AIの答えを監視します。約1か月の初期の構築のあと、初回の報告、週次の報告(大きな変化)、月次の報告書と施策の提案を受け取ります。テーマを分けて評判を見たい会社や、週ごとの報告で大きな変化をすぐに知りたい会社に向いています。答えの判定を、AIだけでなく分析の担当者も行うのが特徴です。同じ質問を何回聞くかは書いていないので、頼むときに確かめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 個別見積 |
| 対象のAI | |
| 何を点検するか | 自社に関する誤った答え、差別的・不適切な答え、評判への影響。リスクをスコアにする |
| 点検のしかた | 4つの観点で設計した質問を生成AIに自動で送り、AIと分析の担当者が目で文脈を読んで、誤情報やリスクを判定する |
| 頻度と回数 | 初期の構築に約1か月。初回の報告は約1か月の監視の結果で、その後は週次・月次。同じ質問を何回聞くかは書いていない |
| 出どころの特定 | 参照した情報(ソース)のサイトの信頼度を、独自のアルゴリズムで分析する |
| 修正の支援 | 正しい答えにするための方法を、専門家が支援する(対策コンサルティング)。月次の報告書で施策も提案する |
くわしく見る(機能・実績・提供会社)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供開始 | 2025年8月19日 |
| 提供会社 | 株式会社エルテス(東京都千代田区) |
誤情報も見られる監視ツール
決めた質問を自動で聞き続け、答えの変化と引用元を画面で見るツールの型です。社内に見る人がいて、誤りを見つけたら自分たちで直していける会社に向いています。
LLM Insight

LLM Insightは、AIによる自社ブランドの説明、引用元、競合との比べられ方を見るツールです。PR・広報向けの使い方として、AIが古い情報で自社を説明していないか、今のサービスと違う説明がされていないかを確かめる手順を示しています。推奨する質問の例として、ブランドの説明・競合との比較・第三者の評価で各5件を挙げています。広報の担当が、AIの説明と根拠のページを毎週自分で見たい会社や、まず無料の診断で範囲を決めたい会社に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | パーソナル月24,800円(税抜)〜。ビジネス以上は個別見積 |
| 対象のAI | |
| 何を点検するか | 自社ブランドの説明、古い・不正確な説明、ネガティブ・偏った説明、競合との比較 |
| 点検のしかた | 誤りの判定は、ツールの画面を見ながら利用者が週ごとに確かめる運用の例として書かれている |
| 頻度と回数 | 運用の例は初回の診断、週次の確認、月次のレポート。同じ質問を何回聞くかは書いていない |
| 出どころの特定 | 引用URL・引用元を見せ、公式・第三者メディア・比較サイト・口コミに分ける |
| 修正の支援 | 分析の項目ごとに、次の行動(公式情報の更新、古い情報の修正の依頼、プレスリリース、FAQの補足など)を示す |
くわしく見る(機能・実績・提供会社)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最低利用期間 | プランと契約の形で違い、見積書・申込書で示す |
| 提供会社 | 公式サイトに会社名は見当たらない。問い合わせ先のメールアドレスは gens合同会社のドメイン(gens.jp) |
QueryLift

QueryLiftは、生成AIでのブランドの見え方とリスクを見張るツールで、AIの答えを操作しようとする攻撃(ポイズニング)や、なりすまし・似たドメインなどの危険なサイトも検知するとしています。ハルシネーションは、AI向けの情報源を置いて抑えるとしています。誤情報だけでなく、こうした攻撃やなりすましまで見張りたい会社に向いています。監視する質問の数と対象のAIの数はプランで変わり、Liteは無料トライアルがあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | Lite月4万円・Business月20万円(3か月払いの表示の月あたり)、Customは要相談 |
| 対象のAI | |
| 何を点検するか | 自社が正しく言及されていない状態、競合との位置、ポイズニング、危険なドメイン |
| 点検のしかた | AIでの自社の言及・引用の変化と、競合の言及の増加を検知する |
| 頻度と回数 | 変化をリアルタイムで検知するとしている。監視する質問はLite20・Business90。同じ質問を何回聞くかは書いていない |
| 出どころの特定 | 情報源のURLを分析し、信頼性を評価して、種類ごとに分ける |
| 修正の支援 | AIに参照される情報源(防衛コンテンツ)を自動で作って置く機能、既存のページをAI検索向けに変える機能 |
くわしく見る(機能・実績・提供会社)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象のAIの数 | Liteは3つ、Businessは6つすべて |
| 費用の補足 | Lite月40,000円、Business月200,000円(いずれも3か月払いの表示の月あたり) |
| 提供会社 | QueryLift株式会社(東京都港区に事務所、2025年5月設立) |
単発のAI検索診断
月額で見張るのではなく、1回の調査で、いまAIが自社をどう答えているかを数多く聞いてまとめる型です。ここでは私たちのサービスを、同じ形で紹介します。
AI検索ドック

AI検索ドックは、私たちステラジェント株式会社の単発のAI検索診断(AIO・GEO・LLMO)で、30問を各AIに10回ずつ、計900回聞き、自社と競合の名前が出た割合と、自社の説明が正しいかをまとめます。自社の誤りがどのAIで何回中何回出るかを、月額の契約の前に一度まとめて知りたい会社に向いています。直したあとに、同じ質問・同じ回数で比べる元を残したい会社にも向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 1回30万円(税別)。AIモード・AI Overviewsの追加は1つ+10万円 |
| 対象のAI | |
| 何を点検するか | 自社と競合の名前が出た割合、何として紹介されたか、自社の説明が正しいか |
| 点検のしかた | お客様がしそうな相談への答えを、全文を読んで判定する |
| 頻度と回数 | 1回ごとの診断。30問を、各AIで10回ずつ聞く(900回答) |
| 出どころの特定 | 回答の全文と引用元を全件残し、誤りの内容と、出どころになっている引用元のページをレポートに載せる |
| 修正の支援 | どのページの何をどの順で整えるかの対策リストと優先順位、結果のご説明(オンライン90分)。対策の実施は基本は受けず、ケースによって相談 |
くわしく見る(機能・実績・提供会社)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供会社 | ステラジェント株式会社(神奈川県横浜市西区) |
AIは、誤情報の出どころを調べるサービスとして何を挙げたか
私たちは毎週、同じ30問をAIに聞いて、自分たちの見え方を測っています。そのうちの1問が、誤情報の出どころを調べるサービスを探す相談です。
中堅のインターネット回線事業者で広報を担当しています。お客様窓口に「AIで調べたら、2年前に終了した料金プランを案内された」という問い合わせが何件か来ました。(中略)AIの回答の誤りと出どころを特定してくれる日本のサービスを3つ挙げてください。
出典:AI検索ドックの計測で使った質問(Q10)
2026年10月12日に、この質問を ChatGPT と Gemini に10回ずつ聞きました(クラウド上の仮想マシンのブラウザから送信)。20回答で多く名前が出たのは、次のサービスです。
多く挙がったのは、名前の出方と引用元を測る計測ツールでした。この記事で比べた7件では、CINCが4回答(そのうちAI誤情報チェックサービスとして挙がったのは1回答)、LLM Insightが4回答、エルテスが3回答、QueryLiftが2回答、ナイルが1回答で、GMO NIKKOは挙がりませんでした。CINCのAI誤情報チェックサービスとナイルのAIブランドプロテクトは、同じ1つの回答の中で並んで挙がっています。
私たちの AI検索ドックは、Geminiの10回答中2回答で挙がり、そのうち1回答では3つのうちの1番目でした。ChatGPTの10回答では0回答です。
その1番目に挙がった答えでは、AIは私たちが2026年10月1日に出したプレスリリース(PR TIMES)を引用元にしていました。CINCとナイルが並んで挙がった答えでも、AIは両社のサービスのプレスリリースを引用元にしていました。新しいサービスがAIの答えに出るきっかけとして、プレスリリースが参照されていることが分かります。 AIが新しい情報をどこから取っているかは、ChatGPT・Geminiは最新の情報をどこから取っている?にまとめています。
1回答に挙がるのは3つ前後なので、どのサービスが挙がるかは聞くたびに変わります。この結果は、AIの答えに名前が出た回数で、サービスのよしあしを比べたものではありません。
出典
- CINC、生成AI上の誤情報リスクを診断し、改善施策の実行を支援する「AI誤情報チェックサービス」を提供開始(株式会社CINC、2026年6月9日)
- ナイル株式会社、生成AIの誤情報からブランドを守る「AIブランドプロテクトサービス」の提供を開始(ナイル株式会社、2026年7月27日)
- GMO NIKKOの「GMO AI最適化ブースト」国内初の生成AIによる風評対策サービスを提供開始(GMOインターネットグループ、2025年12月24日)
- 生成AIの回答監視による、ブランドのレピュテーション把握・価値向上支援サービスの提供開始(株式会社エルテス、2025年8月19日)
- AIの回答900件で自社の現在地を可視化する「AI検索ドック」提供開始(ステラジェント株式会社、2026年10月1日)
頼む前に、自分で確かめられること
サービスに頼む前でも、お客様が聞きそうな質問をいくつかのAIに何回か聞き、答えの全文と引用元を残すことはできます。引用元のページに同じ誤りが書かれていれば、それが直す場所です。手順はAI・ChatGPTが自社の間違った情報を答えるときの原因と直し方にまとめています。
自分で確かめるか、サービスに頼むかは、次の目安で決めます。
| 状況 | 向いている進め方 |
|---|---|
| 誤りの心当たりが1つで、聞く質問もはっきりしている | 自分でいくつかのAIに何回か聞き、引用元を開いて確かめる |
| どのAIで、何回中何回誤っているかを数字で示して、社内で直す順番を決めたい | 単発の診断で、多くの質問と回数で一度まとめて測る |
| 誤りがくり返し出る、評判や採用まで広く見張りたい | 監視のツールか、風評の監視のサービスで続けて見る |
| 直す作業まで社外に任せたい | 点検と改善の支援を一緒に頼める会社 |
どの進め方でも、直したあとは、最初と同じ質問・同じAI・同じ回数で測り直して、答えが変わったかを確かめます。
よくある質問
AIの誤情報チェック・監視サービスとは何ですか?
ChatGPTやGeminiなどに自社についての質問をして、答えに誤りや古い情報がないかを点検するサービスです。多くは、答えに付いた引用元も調べ、誤りがどのページから来たかを確かめます。直すところまで支援するサービスもあります。
社内向けのハルシネーション検知ツールとは何が違いますか?
社内向けのツールは、社員が使うAIや自社で開発したAIの答えの誤りを減らすものです。この記事のサービスは、お客様がChatGPTやGeminiに自社のことを聞いたときの答えを、外から点検するものです。直す場所も、社内のしくみではなく、AIが参照するネット上のページになります。
サービスに頼めば、AIの答えを直してもらえますか?
主なAIの会社には、会社の情報の誤りを直してもらう専用の窓口が見当たらないので、どのサービスも、AIが参照するページを直すことで答えを変えにいきます。直す方法の支援を担当者が行うのは、7件のうち、AI検索対策の会社と風評対策の会社の4件でした。直るまでの期間は、どのAIの会社も公表していません。
費用はどれくらいですか?
7件のうち料金を公開していたのは3件で、監視のツールが月24,800円(税抜)〜と月4万円〜、私たちの単発の診断が1回30万円(税別)でした。ほかの4件は、問い合わせ・資料・個別見積です(2026年10月14日)。
何回聞いて判定すればよいですか?
AIの答えは同じ質問でも毎回変わるので、1回の答えで判定しないことが大切です。私たちは同じ質問を各AIに10回ずつ聞いています。7件のうち、同じ質問を何回聞くかを公式ページに書いていたのは1件だけだったので、頼むときに問い合わせで確かめます。
出どころの特定とは、何をすることですか?
AIの答えに付いた引用元のページを開き、同じ誤りが書かれているかを確かめて、直す場所を決めることです。引用元に出たページが、そのまま誤りの元とは限りません。レポートで記述まで示してもらえるかを確かめます。
AI Overviews の誤りも点検してもらえますか?
7件のうち6件が、AI Overviews を対象に含めていました。私たちの AI検索ドックは、AIモード・AI Overviews を追加で測れます。
AIに名前が多く出るサービスを選べばよいですか?
AIの答えに名前が出た回数は、サービスのよしあしとは別です。私たちが聞いた20回答でも、挙がるサービスは聞くたびに変わりました。対象のAI・回数・出どころの特定・修正の支援・費用の5つで比べます。
頼む前に、自分でできることはありますか?
お客様が聞きそうな質問をいくつかのAIに何回か聞き、答えの全文と引用元を残しておきます。引用元のページに同じ誤りがあれば、そこが直す場所です。直す前の答えを残しておけば、直したあとに比べられます。
まとめ
AIの誤情報チェック・監視サービスは、誤りを見つける、出どころを特定する、直す、のどこまでを頼むかで型が分かれます。7件すべてが引用元を調べていましたが、何回聞いて判定するかと費用は、問い合わせで確かめる必要がありました。
- 見る誤りの範囲と、点検するテーマ(料金・採用・評判など)を決める
- 対象のAIと、同じ質問を何回聞くかを確かめる
- 誤りの元のページを、記述まで示してもらえるかを見本で確かめる
- 修正の支援が提案までか、実行までかを確かめる
- 月額は最低契約期間をかけた総額で、1回ごとのものと比べる
最初の一歩は、お客様から届いた「AIでこう言われた」という声の聞き方のまま、いくつかのAIに何回か聞いて、答えと引用元を残しておくことです。その記録があれば、サービスに頼むときも、何を点検してほしいかをはっきり伝えられます。


