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llms.txt(エルエルエムエス・テキスト)は、AIにサイトの要点と大事なページを伝えるために、サイトのいちばん上の階層に置くテキストファイルです。GoogleのAI OverviewsとAIモードには効きません。 Googleが、Google検索は llms.txt を使わず、置いても害も益もない、と公式に書いているからです。ChatGPT・Claude・Copilot・Perplexityは、使うとも使わないとも公表していません。
「意味ない」と言われるのは、このためです。私たちのサイトでも、28日間に llms.txt を読みに来たAIのボットは、Amazonのボットの4回だけでした。この記事では、AIごとに公式に分かっていること、実際のボットの記録、構造化データの効果、置くときの書き方と、llms.txt より先にやることを説明します。
AI検索対策の全体の地図はAI検索対策(AIO・GEO・LLMO)完全ガイドに、やり方の手順はAIO対策にまとめています。
この記事のポイント
- GoogleのAI OverviewsとAIモードは llms.txt を使わない(公式)。ほかのAIは公表していない
- 私たちのサイトでは28日間、ChatGPTやGoogleのボットは llms.txt に一度も来なかった
- 構造化データもGoogleのAIには必要ない。手間は索引・外のサイト・答えの計測に回す

llms.txtとは
llms.txt は、2024年に提案されたファイルの形式です。AIはページを読めますが、ページには案内のメニューや広告もあり、一度に読める量にも限りがあります。そこで、サイトが何をしているか、どのページに何が書いてあるかを、Markdown(見出しや箇条書きを記号で書く書き方)で1枚にまとめて置こう、というのが提案の中身です。
置き場所はサイトのいちばん上(https://example.com/llms.txt)です。提案元は、主にAIが利用者の質問に答えるときに読むためのもので、学習のためではない、と書いています。
| ファイル | 何のためか | 誰に向けたものか | 守られるか |
|---|---|---|---|
| llms.txt | サイトの要点と大事なページへのリンクを、Markdownで1枚にまとめる | AI(大規模言語モデル)とAIエージェント | 読むかどうかはAIの側しだい。標準の規格ではない |
| llms-full.txt | 大事なページの本文まで1つのファイルにまとめる | 同じ | 提案の本体にはなく、開発者向けの文書のサイトなどで広まった使い方 |
| robots.txt | ボットに、どのページを読みに来てよいかを伝える | 検索エンジンやAIのボット | 主な検索エンジンとAIの会社は、従うと公表している |
| sitemap.xml | サイトのページの一覧を伝える | 検索エンジン | 新しいページを見つけてもらう手がかりになる |
llms.txt を「robots.txt のAI版」と紹介する説明がありますが、役割は違います。llms.txt はサイトの案内で、AIのボットを止めたり許したりする仕組みではありません。AIのボットを止める・許すのは robots.txt です。 学習のボットと検索のボットの分け方は、LLMO対策とはにまとめています。
llms.txtは意味ない? 3つの確かめ方
ファイルを置いて効果が出るのは、AIがそのファイルを読み、答えに使ったときだけです。そこでこの記事では、次の3つで確かめます。
公式に書いてあるか
AIの会社が、llms.txt を読む・使うと文書に書いているか。
実際に読みに来ているか
サイトのアクセスの記録に、AIのボットが llms.txt を読みに来た跡があるか。
答えが変わったか
置く前と後で、同じ質問へのAIの答えに、自社の名前や引用が増えたか。
1つ目はGoogleだけがはっきり答えていて、ほかのAIは答えていません。2つ目は、自社のサイトの記録で誰でも確かめられます。3つ目は、同じ質問をくり返し聞いて測らないと分かりません。
GoogleのAI OverviewsとAIモードは、llms.txtを使わない
Googleは、2026年5月15日に公開した生成AI機能向けのガイドで、llms.txt についてこう書いています。
Google 検索(生成 AI 機能を含む)で表示されるようにするために、機械可読ファイル、AI テキスト ファイル、マークアップ、またはマークダウンを新たに作成する必要はありません。Google 検索自体がこれらを使用しないためです。
出典:Google 検索セントラル「Google 検索の生成 AI 機能向けにウェブサイトを最適化する」(日本語版の最終更新 2026年9月23日)
同じガイドには、ほかのサービスのために llms.txt を置くのはまったく問題ない、Google検索では無視されるので、表示や順位に良くも悪くも影響しない、とも書かれています。Googleのボットが llms.txt を読みに来ることはありえますが、ほかのファイルと同じように見つけて読んでいるだけで、特別な扱いをするわけではない、とも書いています。
GoogleのAI Overviews(日本語の画面では「AIによる概要」と表示されます)とAIモードは、Google検索の索引から引用元を選びます。Googleの2つのAI機能のために llms.txt を作る必要はありません。 出る条件とサイトでやることは、AI Overviews・AIモード対策にまとめています。
ChatGPT・Claude・Copilot・Perplexityは、公表していない
Google以外のAIの会社は、llms.txt を読むとも、読まないとも公表していません。OpenAI・Anthropic・Googleは、自社の開発者向けの文書のサイトに llms.txt を置いています。ただしこれは、AIに自社の文書を読ませる側としての使い方です。自社のボットがほかのサイトの llms.txt を読んで答えに使う、とはボットの説明のページに書かれていません。
| AI | 公式に書いてあること | 書いていないこと |
|---|---|---|
| GoogleのAI Overviews・AIモード(Gemini) | Google検索は llms.txt を使わない。置いても害も益もない | — |
| ChatGPT(OpenAI) | 検索に出るには、検索ボット(OAI-SearchBot)が読みに来られることが要る | llms.txt を読む・答えに使うこと |
| Claude(Anthropic) | ボットの名前と、robots.txt で止める方法 | llms.txt を読む・答えに使うこと |
| Copilot(Microsoft) | Bingの索引をもとに答える | llms.txt を読む・答えに使うこと |
| Perplexity | ボットの名前と、robots.txt で止める方法 | llms.txt を読む・答えに使うこと |
公表されていないことは、「効かない」とも「効く」とも言えません。だから、自社のサイトの記録で、ボットが実際に読みに来ているかを見るのが、いちばん確かな手がかりになります。
出典
- Google 検索の生成 AI 機能向けにウェブサイトを最適化する(Google 検索セントラル、2026年5月公開・日本語版 2026年9月23日更新)
- A new resource for optimizing for generative AI in Google Search(Google 検索セントラル ブログ、2026年5月15日)
- llms.txt(Chrome for Developers、Lighthouse の点検、2026年5月5日更新)
- The /llms.txt file(提案元 llmstxt.org)
- Overview of OpenAI Crawlers(OpenAI)
- Does Anthropic crawl data from the web, and how can site owners block the crawler?(Anthropic)
- Perplexity Crawlers(Perplexity)
私たちのサイトのllms.txtに、AIのボットは来たか
私たちのサイト(stellagent.ai)は、2026年3月から llms.txt と llms-full.txt を置いています。サーバーに届いたアクセスを記録し、AIや検索のボットを名前(ユーザーエージェント)で分け、各社が公開しているIPアドレスと照らして本物かを確かめています。2026年9月8日から10月5日までの28日間(10月5日は朝8時まで)の記録です。

72,100回
AIや検索のボットのアクセス
3,029回
そのうち robots.txt
4回
そのうち llms.txt
28日間で、AIや検索のボットのアクセスは72,100回ありました(IPアドレスで本物と確かめられたものは44,401回)。robots.txt は3,029回読まれましたが、llms.txt は4回、llms-full.txt は1回だけでした。
llms.txt の4回は、すべてAmazonのボット(Amazonbot、IPアドレスで確かめ済み)です。9月11日・18日・25日・10月2日と、毎週金曜の深夜2時台に1回ずつ来ていました。llms-full.txt の1回は、10月3日に Claude-User と名乗るアクセスで、IPアドレスでは確かめられません。
| ボット | 会社 | 役割 | サイト全体 | robots.txt | llms.txt・llms-full.txt |
|---|---|---|---|---|---|
| ChatGPT-User | OpenAI | 回答ボット(質問を受けてその場で読む) | 18,553 | 1 | 0 |
| OAI-SearchBot | OpenAI | 検索ボット | 7,687 | 261 | 0 |
| GPTBot | OpenAI | 学習ボット | 834 | 3 | 0 |
| bingbot | Microsoft | 検索ボット(Copilotの土台) | 7,429 | 134 | 0 |
| Googlebot | 検索ボット(AI Overviews・AIモードの土台) | 2,747 | 759 | 0 | |
| PerplexityBot | Perplexity | 検索ボット | 3,019 | 172 | 0 |
| Claude-User(名乗り) | Anthropic | 回答ボット | 5,320 | 614 | 1(llms-full.txt) |
| ClaudeBot(名乗り) | Anthropic | 学習ボット | 2,289 | 398 | 0 |
| Amazonbot | Amazon | 学習など | 3,933 | 1 | 4(llms.txt) |
ChatGPTの回答ボット(ChatGPT-User)は、28日間に18,553回、私たちのページを読みに来ていました。ChatGPTが利用者の質問に答えるために、その場でページを読んだ回数です。それでも llms.txt には一度も来ていません。AIが答えるときに読んでいるのは、llms.txt ではなく、ふつうのページでした。
この記録は1つのサイトの28日間のもので、ほかのサイトでも同じとは限りません。Claude を名乗るアクセスは、Anthropicの公開するIPアドレスと照らせないため、本物かどうかは分かりません。ボットの記録の見方は、GA4でAIからの流入を見る方法の「流入では見えないもの」の節でも触れています。
構造化データはAI検索に効くのか
構造化データは、ページの中身を「これは記事」「これは会社の情報」「これはパンくずリスト」のように、決まった書式(schema.org の語彙を JSON-LD で書くのが一般的)で検索エンジンに伝える仕組みです。llms.txt と同じく「AI検索に効く」と言われることがありますが、AIごとに公式の言い方が違います。
- GoogleのAIには要らない
AI OverviewsとAIモードのために構造化データを足す
Googleは、生成AI検索に構造化データは必要なく、足すべき特別な schema.org のマークアップもない、と書いています。そのうえで、Google検索のリッチリザルト(検索結果の見た目を豊かにする表示)の対象になるので、SEOの一部としては使い続けるよう勧めています。
- まだわからない
Copilotのために構造化データを足す
Microsoftは、構造化データは検索エンジンとAIがページの中身を理解する助けになる、と書いています(2025年10月)。ただし、どれだけ引用が増えるかは示していません。
- まだわからない
ChatGPTのために構造化データを足す
構造化データを足した1,885ページと、足していない4,000ページを比べた調査(Ahrefs、2026年5月)では、ChatGPT・AI Overviews・AIモードのどれでも、引用ははっきり増えませんでした。OpenAIは、構造化データの扱いを公表していません。
FAQ の構造化データを勧める説明もよく見かけますが、FAQ のリッチリザルトは2026年5月7日にGoogle検索での表示が終わりました。よくある質問を本文に書くことには意味があります。構造化データは、ページの文と食い違わないことが先です。
私たちのブログで構造化データを確かめた結果
このブログの記事には、記事(BlogPosting)、パンくずリスト(BreadcrumbList)、よくある質問(FAQPage)の構造化データを入れています。2026年10月8日に Search Console の URL 検査で2本の記事を確かめると、どちらも索引に登録され、リッチリザルトとしては「パンくずリスト」だけが有効と表示されました。記事とよくある質問は、リッチリザルトとしては表示されません。
検索での表示回数は、この日の時点で10月6日の分までしか出ておらず、10月7日に公開した記事の数字はまだありません。そして、Search Console では、構造化データのおかげでAIに引用されたかどうかは分かりません。AIの答えへの効果は、答えを測って確かめるしかありません。
llms.txtを置くか、決める
GoogleのAIのためだけなら、置かなくてかまいません。一方で、置いても害はないとGoogleも書いています。次のような場合は、置く理由があります。
- 置く理由がある
開発者向けの文書やAPIの仕様を公開している
AIのコーディングの道具や、開発者が自分でAIに読ませる場面で使われています。AIの会社が自社の文書に置いているのも、この使い方です。
- 置く理由がある
自社のAIや、取引先のAIエージェントに読ませたい
自社の問い合わせ用のAIや、社内の検索の仕組みに、サイトの要点を読み込ませる元として使えます。
- 急がなくてよい
AIの答えに名前が出ることが目的
いまのところ、AIの答えに効くと公式に書いた会社も、効いたと示した調査もありません。先にやることがあります(次の節)。
llms.txtの書き方
決まっているのは、1行目にサイトの名前を # の見出しで書くことだけです。そのあとに > で始まる短い要約、## の見出しの下に大事なページへのリンクと一言の説明を並べます。## Optional の下には、読み飛ばしてもよいページを置きます。架空のランニングシューズのメーカー「あしなみ」で書くと、次のようになります。
# あしなみ
> 日本人の足の形に合わせたランニングシューズのメーカー。初心者向けからフルマラソン向けまで、幅広(2E〜4E)の型をそろえています。
## 商品
- [ランニングシューズの一覧](https://example.com/shoes): 型ごとの重さ・幅・価格
- [サイズの選び方](https://example.com/size-guide): 足の測り方と、型ごとの大きさの違い
## 会社
- [会社概要](https://example.com/company): 所在地、創業、連絡先
- [よくある質問](https://example.com/faq): 返品・交換、配送の日数
## Optional
- [ブログ](https://example.com/blog)
置くときに気をつけること
llms.txt を置く前に確かめること
- robots.txt でAIの検索ボットや回答ボットを止めていない(止めていれば、llms.txt を置いてもページは読まれない)
- llms.txt に書いた料金や商品の説明が、ページの本文と食い違っていない
- リンク先のページが、人が見ても同じ中身になっている(AIにだけ違うことを書かない)
- ファイルを開くとエラーではなく、テキストが表示される(Lighthouse の点検もここを見る)
- ページを変えたときに llms.txt も直す担当者が決まっている
置き方は、テキストファイルを作り、サイトのいちばん上の階層に llms.txt の名前で置くだけです。WordPress では、ファイルを置くか、作ってくれるプラグインを使います。置いたら、ブラウザで https://自社のドメイン/llms.txt を開いて、表示されるかを確かめます。
llms.txtより先にやること
私たちのサイトの記録では、AIが答えるときに読んでいたのは、ふつうのページでした。AIの答えに名前が出るかは、AIが検索したときにそのページが見つかるか、読んだページに答えの根拠が書いてあるか、そして外のサイトで名前が挙がっているかで決まります。
- AIのボットが、ページを読めるようにする robots.txt や配信サービス(CDN)のボット対策で、OAI-SearchBot・ChatGPT-User・bingbot・Googlebot を止めていないかを確かめます。
- GoogleとBingの索引に載せる AI Overviews・AIモード・GeminiはGoogleの索引を、CopilotはBingの索引を土台に答えます。Search Console と Bing Webmaster Tools で、登録されているかを見ます。AIごとの検索する先の違いは、ChatGPT・Gemini・Copilotの違いにまとめています。
- ページの本文に、質問への答えを書く 料金・対象・選ぶ理由・ほかとの違いを、本文の文字で書きます。画像の中の文字や、llms.txt だけに書いた要約は、根拠にならないことがあります。
- 外のサイトで名前が出る場所を増やす AIは、比較記事・口コミ・ニュースも参照して答えます。比較記事の運営者への掲載の相談や、広報も対策のうちです。
- AIの答えを測る お客様が聞きそうな質問をAIに何度も送り、名前が出た割合と引用されたページを記録します。
それぞれのやり方と例は、AIO対策の6つの手順にまとめています。答えに名前が出ない理由の切り分け方は、AIに自社が出てこない理由と、確かめ方にあります。
llms.txtと構造化データの効果を確かめる方法
公表されていないことは、自分のサイトで確かめるのがいちばん確かです。llms.txt でも構造化データでも、確かめ方は同じ3つです。
| 確かめること | どこで見るか | 分かること |
|---|---|---|
| ボットが読みに来ているか | サーバーやCDNのアクセスの記録で、/llms.txt へのアクセスをボットの名前ごとに数える。名前だけでなく、各社が公開するIPアドレスと照らす | 読まれていなければ、答えに使われようがない |
| 検索で正しく読まれているか | Search Console の URL 検査とリッチリザルトの結果、Bing Webmaster Tools | 構造化データにエラーがないか。リッチリザルトの対象か |
| AIの答えが変わったか | 同じ質問を、同じAIに、同じ回数、置く前と後で送り、名前が出た割合と引用されたページを比べる | 答えへの効果。1回だけ聞いた結果では、たまたまのことがある |
AIの答えは、同じ質問でも毎回変わります。私たちは、ChatGPT・Gemini・Copilotに同じ質問を各10回ずつ送り、クラウド上の仮想マシンのブラウザから送信して記録しています。何回聞けば数字が落ち着くかは、AI検索対策の効果測定にまとめています。
よくある質問
llms.txtとは何ですか?
AIにサイトの要点と大事なページへのリンクを伝えるために、サイトのいちばん上の階層に置くテキストファイルです。2024年に提案された形式で、標準の規格ではありません。Markdownで、サイトの名前・短い要約・ページへのリンクを書きます。
llms.txtは意味ないのですか?
GoogleのAI OverviewsとAIモードには効きません。Googleが、Google検索は llms.txt を使わないと公式に書いています。ChatGPT・Claude・Copilot・Perplexityは使うと公表しておらず、私たちのサイトでも28日間、これらのボットは llms.txt を読みに来ませんでした。
llms.txtを置くと、Googleの順位が下がりますか?
下がりません。Googleは、llms.txt は無視するので、表示や順位に良くも悪くも影響しない、と書いています。
ChatGPTはllms.txtを読んでいますか?
OpenAIは公表していません。私たちのサイトでは、28日間にChatGPTの回答ボットが18,553回、検索ボットが7,687回来ましたが、llms.txt へのアクセスは0回でした。ChatGPTが答えるときに読んでいたのは、ふつうのページです。
llms.txtとrobots.txtの違いは何ですか?
robots.txt は、ボットにどのページを読みに来てよいかを伝えるファイルです。llms.txt はサイトの案内で、ボットを止めたり許したりはしません。学習のボットを止めたいときは、robots.txt で指定します。
llms-full.txtも必要ですか?
AIの答えに名前を出すためには、必要ありません。llms-full.txt は大事なページの本文まで1つにまとめたファイルで、開発者向けの文書のサイトなどで使われています。私たちのサイトでは28日間に1回、Claude を名乗るアクセスがありましたが、本物かは確かめられませんでした。
ChromeのLighthouseがllms.txtを点検するのは、Googleが推奨しているということですか?
Lighthouse の点検は、AIエージェントがサイトを使いやすいかを見るもので、Google検索とは別です。置いたファイルがエラーを返していないかを見ていて、置いていなければ対象外になります。Google検索が llms.txt を使わないことは変わりません。
構造化データはAI検索に効果がありますか?
GoogleのAI OverviewsとAIモードには必要ない、とGoogleは書いています。Microsoftは理解の助けになると書いていますが、効果の大きさは示していません。構造化データを足したページを比べた調査(Ahrefs、2026年5月)でも、AIの引用ははっきり増えませんでした。
構造化データは外したほうがよいですか?
外す必要はありません。Googleは、リッチリザルトの対象になるので、SEOの一部として使い続けるよう勧めています。ページの文と食い違わないように保つことが大切です。
FAQの構造化データを入れると、AIに引用されやすくなりますか?
そうした公式の説明はありません。FAQ のリッチリザルトは、2026年5月にGoogle検索での表示が終わりました。よくある質問を本文に書くことには意味があります。
自分のサイトにAIのボットが来ているか、どう確かめますか?
サーバーやCDNのアクセスの記録で、ボットの名前(ユーザーエージェント)ごとにアクセスを数えます。名前は誰でも名乗れるので、各社が公開しているIPアドレスと照らして本物かを確かめます。
まとめ
llms.txt と構造化データが効くかは、AIが使うと書いているか、実際に読みに来るか、答えが変わるかで確かめます。GoogleのAI OverviewsとAIモードには、どちらも要らないと公式に書かれています。ほかのAIは公表しておらず、私たちのサイトでも、AIが答えるときに読んでいたのはふつうのページでした。
- GoogleのAIのためだけなら、llms.txt は置かなくてよい。置いても害はない
- 開発者向けの文書や、自社のAIに読ませる目的なら、置く理由がある
- 構造化データは、リッチリザルトのために続け、ページの文と食い違わないようにする
- 浮いた手間は、ページを読める・索引に載る・本文に答えを書く・外のサイトで名前が出ることに回す
最初の一歩は、自社のサイトのアクセスの記録で、AIのボットがどのページを読みに来ているかを見ることです。そのうえで、お客様が聞きそうな質問で、AIの答えに自社が出ているかを測ります。


