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Google AI Overviewsに自社が出ているかは、AI Overviewsが出たか、引用元に自社のページが入ったか、本文に自社の名前が出たかの3つに分けて、同じ言葉を何回か調べて数えます。 AI Overviews(Googleの日本語の画面では「AIによる概要」と表示されます)は、検索のたびに出たり出なかったりし、引用元も入れ替わるからです。
この記事では、手で確かめるときの条件、Search ConsoleとGA4で分かること・分からないこと、多くの言葉をまとめて計測するときの言葉の選び方・回数・記録する項目を、私たちが89回分を調べた結果とあわせて説明します。
AI Overviewsに出るための条件と対策はGoogle AI Overviews・AIモード対策とはに、ChatGPTなども含めたAIの答え全般の対策はAIO対策にまとめています。この記事は、AIの答えを測る診断サービスを提供している AI検索ドック(ステラジェント株式会社)が書いています。
この記事のポイント
- 出ているかは「出たか・引用元に入るか・本文に名前が出るか」の3つで調べる
- Search Consoleで分かるのは表示回数まで。どの検索で出たかは手で記録する
- 引用元は2回目で約4割が入れ替わった。同じ言葉を日を分けて3回以上見る

AI Overviewsに自社が出ているかは、3つに分けて調べる
「AI Overviewsに出ている」という言葉は、人によって指すものが違います。調べる前に、何を確かめるかを3つに分けておきます。
| 段 | 確かめること | 数え方の例 |
|---|---|---|
| ① 出たか | その言葉で検索したとき、AI Overviewsが出たか | 調べた回のうち、AI Overviewsが出た回 |
| ② 引用元に入るか | 答えの横や下に並ぶ引用元に、自社のページがあるか | AI Overviewsが出た回のうち、自社のページが引用元に入った回 |
| ③ 本文に名前が出るか | 答えの文の中で、自社の名前や商品が紹介されたか。書かれ方は正しいか | AI Overviewsが出た回のうち、本文に自社の名前が出た回 |
②と③は別のことです。自社のページが引用元に入っていても本文で名前が出ないことも、比較記事や動画が引用元になって、本文で自社の名前だけが紹介されることもあります。
どの段も、1回の検索では決められません。私たちが同じ言葉を同じ日に2回調べたところ、1回目の引用元のうち2回目にも入っていたのは、平均で59.0%でした(2026年10月13日、30組)。1回見て「出ていない」と判断すると、読み違えることがあります。
AI Overviewsに自社が出ているかを手で確かめる方法
まずは手で確かめます。道具は要りませんが、条件をそろえないと、次に見たときと比べられません。
- 調べる言葉を10〜30個決める。 お客様が自社を探すときに検索しそうな言葉を選びます。「AIO対策 外注」のような検索の言葉と、「AIO対策は外注と自社でやるのと、どちらがいいですか?」のような質問の形は、結果が大きく違うので両方入れます
- 検索の条件をそろえる。 Googleにログインしない状態で見ます(シークレットウィンドウが手軽です)。ログアウト中も検索の履歴で結果を合わせる設定があるので、「検索のカスタマイズ」をオフにします。画面の下に出る現在地と、PCかスマホかも記録します
- AI Overviewsを最後まで開く。 表示が出そろうまで待ち、折りたたまれているときは開いて全体を出します。本文の中の引用の札と、横に並ぶ引用元の一覧も開きます
- 3つの段を順に見る。 AI Overviewsが出たか、引用元に自社のページがあるか、本文に自社の名前があるかを見ます。名前があれば、料金や特徴の書かれ方が正しいかも確かめます
- 同じ言葉を、日を分けて3回以上見る。 1回目に出なかった言葉も、2回目には出ることがあります。毎回の結果を同じ表に残します

引用元の一覧には、記事だけでなくYouTubeの動画や、noteの記事、プレスリリースも並びます。自社のページが入っていなくても、自社を紹介している比較記事や動画が引用されていれば、本文で名前が出ることがあります。自社のサイトだけでなく、自社を紹介しているページが引用元にあるかも見ておきます。
Search Console・GA4で分かること、分からないこと
Googleの公式の道具でも、AI Overviewsについて分かることがあります。ただし、どの検索で、何番目に引用されたかまでは分かりません。
| 道具 | 分かること | 分からないこと |
|---|---|---|
| Search Console の生成AIパフォーマンスレポート | AI OverviewsとAIモードで、自社のページへのリンクが表示された回数。ページ・国・日付・デバイスで分けられる | どの検索で出たか。クリック数。AI OverviewsとAIモードを分けた数。本文に名前が出たか |
| Search Console の検索パフォーマンス(ウェブ) | AI Overviewsの中のリンクの表示とクリックも、検索全体の数に入る | AI Overviewsの分だけを分けた数。AI Overviewsの中のリンクは全部同じ1つの掲載順位になるので、順位から引用は読めない |
| GA4 | AI OverviewsとAIモードから来た人は「オーガニック検索」に入る | AI Overviewsから来た人だけの数。「AI アシスタント」のチャネルには入らない |
| 手での記録 | 出たか、引用元、本文の書かれ方、回ごとの違い | 多くの言葉を続けて見るには手間がかかる |

Search Consoleの検索パフォーマンスでは、AI Overviewsの中のリンクのクリックは1回のクリックとして数えられます。ただ、通常の検索結果と合わせた数なので、AI Overviewsで引用されたから増えたのかは分かりません。
使い方としては、生成AIパフォーマンスレポートで表示回数のあるページを見つけ、そのページが答えている言葉を、手で確かめる言葉の候補に入れます。Search Consoleで「どのページが」を見て、手の記録で「どの言葉で・どう書かれたか」を見る、という分担です。 GA4での見え方はGA4でAIからの流入を見る方法にまとめています。
AI Overviewsをまとめて計測する方法(言葉・回数・記録する項目)
言葉が30を超えたり、毎月の変化を追ったりするなら、決まった形でまとめて計測します。決めるのは、言葉・回数・記録する項目・数え方の4つです。
言葉の選び方
- お客様の用途ごとに分ける。知りたい(〇〇とは)、やり方、比べる・費用、依頼先を探す、自社の名前
- 検索の言葉と、質問の形の両方を入れる。私たちの計測では、同じ話題でも2つの形の引用元の共通は15.1%だけでした
- Search Consoleで表示回数の多い言葉と、生成AIパフォーマンスレポートで表示回数のあるページの言葉を足す
- 測り直すときは、同じ言葉のまま変えない
回数
言葉ごとに3回以上、できれば日を分けて調べます。私たちがAI検索の対策に関する100語を3回ずつ調べたときは、84語は3回とも出て、14語は2回、2語は1回だけでした。3回とも出た84語でも、3回に共通した引用元は平均54.5%でした(2026年10月6日)。
AI Overviewsが出るかどうかより、引用元が毎回同じかどうかのほうが大きく揺れます。 自社が引用されたかは、「何回中何回」で数えます。回数を増やすと数字がどれくらい落ち着くかは、AI検索対策の効果測定で、ChatGPTなどの900回の答えを使って説明しています。
記録する項目
| 項目 | 例 | なぜ残すか |
|---|---|---|
| 日時 | 2026-10-13 15:52 | 日によって変わるため |
| 言葉と形 | 「AIO対策 効果測定」(検索の言葉) | 形で引用元が変わるため |
| 条件 | PC、ログインなし、日本・日本語 | 次に同じ条件で比べるため |
| 出たか | 出た/出ない | ①の分母と分子 |
| 引用元 | 題名とURLを、並んだ順にすべて | ②と、競合や比較記事を見るため |
| 自社のページ | 入った/入らない、何番目か、どのページか | ②の分子 |
| 本文の名前 | 自社・競合の名前が出たか | ③の分子 |
| 書かれ方 | 料金・特徴が正しいか、古くないか | 間違いを見つけるため |
| 画面 | 画面の画像か、本文の写し | あとで見直すため |
数え方
- 出た割合は、調べた回のうちAI Overviewsが出た回
- 引用された割合は、AI Overviewsが出た回のうち、自社のページが引用元に入った回
- 名前が出た割合は、AI Overviewsが出た回のうち、本文に自社の名前が出た回
分母をそろえておくと、競合と並べたり、施策の前と後で比べたりできます。
計測ツールを使うときに確かめること
多くの言葉を毎週見るなら、計測ツールを使う方法もあります。Googleは、どの外部のツールもGoogleの内部のランキングやAIのしくみには触れられない、と書いています。ツールの数字は、決まった条件で外から検索した結果として読みます。
条件の違いで、数字は大きく変わります。私たちも、最初にAI Overviewsの読み込みを待たずに画面を取ったときは、58語中27語でしか出ませんでした。読み込みを最後まで待つ取り方に変えると、別の100語で、1回目の96回中95回で出ました。言葉の組が違うので単純には比べられませんが、読み込みの前の画面を記録していた可能性が高いと見ています。
ツールを選ぶときは、次を確かめます。
- 同じ言葉を何回調べるか
- 日本・日本語の検索で取っているか、PCかスマホか
- AI Overviewsを最後まで読み込んで記録しているか
- 引用元の題名とURL、本文の文まで残るか
- AIモードやChatGPTなど、ほかのAIもあわせて見られるか
ツールの料金と、何回調べるかの比べ方はLLMOツール・AIO対策ツールの比較にまとめています。
AI検索ドックでの測り方
AI検索ドックでは、GoogleのAI OverviewsとAIモードを、オプションで計測に追加できます。お客様が実際にしそうな相談を30問つくり、同じ質問を10回ずつ、クラウド上の仮想マシンのブラウザから日本・日本語で送ります。出た割合、引用されたページ、本文に名前が出た割合、書かれ方の正しさを、ChatGPT・Gemini・Copilotの結果と並べて出します。
私たちの実測、33語を2回ずつ計測して分かったこと
AI検索の対策に関する33の話題を、検索の言葉と質問の形の2つで、それぞれ2回ずつGoogleで検索し、AI Overviewsを記録しました(2026年10月13日、同じ日の2回、クラウド上の仮想マシンのブラウザから、日本・日本語、PCの画面、ログインなし)。132回送り、取れたのは89回です。
97.8%
AI Overviewsが出た割合(89回中87回)
59.0%
1回目の引用元のうち、2回目にも入っていた割合(平均)
15.1%
同じ話題で、検索の言葉と質問の形に共通した引用元(平均)
AI Overviewsは89回中87回で出て、出なかったのは2回だけでした。1回の答えの引用元は平均6.9件、合わせて600件です。そのうち同じ検索の上位10件と同じサイトのものは66.3%で、残りは上位10件の外のサイトでした。
2回とも出た30組で引用元を比べると、まったく同じだったのは7組、1件も重ならなかったのは4組でした。検索の言葉と質問の形では、引用元の共通は平均15.1%で、同じ話題でも、聞き方を変えると別の答えになると考えたほうが安全です。
引用元600件のうち、YouTubeの動画は93件(15.5%)で、動画が1本でも入った回は87回中51回でした。やり方や点検の話題では7割前後の回で動画が引用元に入り、費用や依頼先の話題では9回中2回でした。自社が引用元にあるかを見るときは、動画の欄も見落とさないようにします。
私たちの記事が引用された5回
この計測では、私たちのブログの記事が、87回中5回、引用元に入りました。記事を公開したのは10月7日と8日で、計測の5〜6日後です。
| 検索した言葉 | 上位10件での順位 | 引用元に入ったか | 本文の名前 |
|---|---|---|---|
| AIO対策は外注と自社でやるのと、どちらがいいですか?(質問の形) | 6位 | 2回とも入った | 2回とも出た |
| AIO対策 外注(検索の言葉) | 10位の外 | 1回目はAI Overviewsが出ず、2回目は入らなかった | 出ない |
| AIO対策の効果はどうやって測ればいいですか?(質問の形) | 3位 | 入った(1回取れた) | 出た |
| AIO対策 効果測定(検索の言葉) | 6位 | 入った(1回取れた) | 出ない |
| AIの答えに自社のページが引用されるには、どうすればいいですか? | 10位の外 | 入った(1回取れた) | 出ない |
| AIO対策 費用 | 4位 | 入らなかった(1回取れた) | 出ない |
同じ外注の話題でも、質問の形では2回とも引用され、検索の言葉の形では引用されませんでした。上位4位に入っていても引用されなかった回と、上位10件の外から引用された回もあります。検索の順位だけでは、AI Overviewsに出ているかは分かりません。
公開前の10月6日に、AI検索の対策に関する別の100語を3回ずつ調べたときは、引用元1,608件の中に私たちのページは1件もありませんでした。言葉の組が違うので、増えたとは言い切れません。ただ、同じ言葉で記録を続けていれば、記事を出す前と後を比べられます。
出ていなかったとき、間違っていたとき
調べた結果で、次にやることが変わります。
- AI Overviewsが出ない言葉が多いときは、その言葉ではGoogleがAIの答えを出していないということです。出る言葉を中心に見直します
- AI Overviewsは出るのに自社が引用されないときは、出る条件と引用される中身を確かめます。くわしくはGoogle AI Overviews・AIモード対策とはと、AIO対策チェックリストにまとめています
- 本文で自社について間違ったことが書かれていたら、引用元のどのページから来た説明かを確かめます。報告のしかたはGoogle AI Overviewsが自社について間違えるときにまとめています
GoogleのAIモードは、AI Overviewsとは別の画面で、相談の文で調べるほうが実態に近くなります。違いはGoogleの「AIモード」とはで説明しています。
よくある質問
AI Overviewsに自社が出ているか、いちばん手軽に確かめる方法は?
ログインしない状態で、お客様が検索しそうな言葉を10個ほど検索し、AI Overviewsが出たか、引用元に自社のページがあるか、本文に名前が出たかを表に残す方法です。同じ言葉を日を分けて3回見ると、1回だけの読み違えを減らせます。
Search Consoleで、AI Overviewsに出た検索の言葉は分かりますか?
分かりません。生成AIパフォーマンスレポートで見られるのは、AI OverviewsとAIモードで自社のページへのリンクが表示された回数で、ページ・国・日付・デバイスで分けられます。検索の言葉、クリック数、AI OverviewsとAIモードを分けた数は出ません。
Search Consoleの平均掲載順位で、AI Overviewsに引用されたかは分かりますか?
分かりません。AI Overviewsの中のリンクには、全部同じ1つの掲載順位が付き、通常の検索結果と合わせた数で出ます。順位からは、引用されたかどうかを読めません。
GA4で、AI Overviewsから来た人の数は分かりますか?
分けては見られません。AI OverviewsとAIモードから来た人は「オーガニック検索」に入り、「AI アシスタント」のチャネルには入りません。
ログアウトすると、AI Overviewsは出ないのですか?
出ます。ログインしないと出ないという説明は、試験版だった頃のものです。私たちのログインしない状態の計測でも、287回中282回で出ました。
同じ言葉を、何回確かめればいいですか?
3回以上、できれば日を分けて調べます。私たちの計測では、同じ日の2回でも、1回目の引用元のうち2回目に残ったのは平均59.0%でした。自社が引用されたかは、何回中何回で数えます。
検索で上位にいれば、AI Overviewsにも引用されますか?
上位にいると引用されやすい傾向はありますが、決まりではありません。私たちの記事は、上位4位でも引用されなかった回があり、上位10件の外から引用された回もありました。引用元のうち同じ検索の上位10件と同じサイトは66.3%でした。
PCとスマホで、結果は違いますか?
検索結果は、場所や時間などで人によって変わるとGoogleは説明しているので、端末ごとに分けて記録します。私たちの計測はPCの画面で、スマホとの違いはまだ測っていません。
計測ツールの数字は、そのまま信じていいですか?
決まった条件で外から検索した結果として読みます。Googleは、外部のツールはGoogleの内部のしくみに触れられないと書いています。何回調べるか、読み込みを最後まで待つか、日本・日本語で取っているかで、数字は大きく変わります。
AIモードに出ているかも、同じ方法で確かめられますか?
記録する項目と数え方は同じです。ただ、AIモードは相談の文で調べる画面なので、検索の言葉より、お客様がしそうな質問の文で確かめます。Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートでは、AI OverviewsとAIモードは合わせた数で出ます。
まとめ
Google AI Overviewsに自社が出ているかは、出たか、引用元に入るか、本文に名前が出るかの3つに分けて、何回中何回で数えます。引用元は同じ日でも入れ替わり、聞き方を変えると別の答えになるので、1回の検索や検索の順位では判断できません。
- 調べる言葉を10〜30個決め、検索の言葉と質問の形の両方を入れる
- ログインしない状態など、条件をそろえて記録する
- 同じ言葉を、日を分けて3回以上調べる
- Search Consoleでどのページが表示されたかを見て、手の記録で言葉と書かれ方を見る
最初の一歩は、お客様が検索しそうな言葉を10個書き出し、今日と、来週の同じ曜日に、AI Overviewsの引用元と本文を記録してみることです。


