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AIO対策チェックリストは、AIの答えに自社の名前が挙がり、自社のページが引用されるための準備ができているかを、項目ごとに確かめる一覧です。点検は、AIO対策の6つの手順と同じ順に、まず知ること・自社サイト・外のサイト・測り直しの4つで進めます。 上の手順ほど先に効くからです。
この記事では、点検する項目に、Googleなどの公式の記述か、私たちが実際に測った数字の根拠を添えました。Googleのスパムポリシーにあたる、やってはいけないことと、AI Overviewsに表示されないときの切り分けもまとめています。
AIO対策そのものの意味や、6つの手順のくわしい説明はAIO対策とはに、全体の地図はAI検索対策(AIO・GEO・LLMO)完全ガイドにまとめています。
この記事のポイント
- 点検はAIO対策の6つの手順の順に。まず知る、自社サイト、外のサイト、測り直す
- 隠しテキスト、ページの量産、自作の口コミは、検索でもAIの答えでも不利になる
- 全部の項目を満たしても、出るかはAIが決める。何回中何回で確かめる

AIO対策チェックリストは、6つの手順の順に点検する
AIは、相談を受けると検索し、集めたページを参照して答えます。そのため点検も、AIが答えをつくる順にそろえます。AIO対策の6つの手順を、点検する4つのまとまりに分けると次のようになります。
| まとまり | AIO対策の手順 | 点検で分かること |
|---|---|---|
| まず知る | 手順1 いまの状態を測る/手順2 AIの検索クエリと、引用元のページを見る | どの相談で出ていないか。どこに手を打つか |
| 自社サイト | 手順3 自社サイトの土台を整える/手順4 自社サイトの中身を、相談に答える形にする | AIのボットが入れて、索引に載り、すすめる根拠が書かれているか |
| 外のサイト | 手順5 外のサイトで、紹介される場所を増やす | AIが参照する比較記事・口コミ・動画に、自社が正しく載っているか |
| 測り直す | 手順6 同じ条件で、1か月ごとに測り直す | 手を打ったあと、答えが変わったか |
Googleは、AI OverviewsとAIモードに出るために、追加の要件も特別な最適化もない、と書いています。条件は、Google検索の索引に載り、スニペット(検索結果の説明文)つきで表示できる状態であることです。出る条件とサイトでやることは、Google AI Overviews・AIモード対策にまとめています。だからこの一覧は、AI専用の設定を探すものではありません。AIが検索して参照するページの中に、自社の名前と正しい情報があるかを確かめる一覧です。
AIO対策のチェックリストとしてよく挙がる項目にも、公式の説明と合わないものがあります。私たちが Google に「AIO対策 チェックリスト」と4回聞いたときも、AI Overviews(日本語の画面では「AIによる概要」)の答えのチェックリストには、4回とも構造化データの実装が入っていました(2026年10月13日)。一方で、AIが引用したページを調べる項目は4回とも入っていませんでした。この記事では、公式に不要とされている項目は「点検から外したこと」にまとめています。
まず知ること(手順1・2)
最初に、いまAIの答えに自社が出ているか、出ていないなら、AIが何を検索し、どのページを参照しているかを確かめます。ここを飛ばすと、どこを直せば答えが変わるのかが分からないまま、手を打つことになります。
手順1 いまの状態を測る
- お客様が実際にしそうな相談を、立場と条件を入れた文で10〜30個つくっている
- 質問に自社の名前を入れていない(名前を入れると、自社が出るのは当たり前になる)
- ChatGPT(検索あり)・Gemini・Copilot・GoogleのAIモードとAI Overviewsのうち、お客様が使うAIで聞いている
- 同じ質問を、毎回新しい会話で何回か聞いている(1回だけ聞いた結果は、10回聞いた割合と平均で約30ポイントずれた)
- 質問・AI・回ごとに、自社の名前が出たか、何番目か、一緒に挙がった会社、引用元を表に記録している
- 何回中何回名前が出たか(言及率)を、これからの出発点として残している
手順2 AIの検索クエリと、引用元のページを見る
- AIが裏で使った検索クエリ(AIが検索に使う言葉)を、Gemini API や OpenAI の API の記録で集めている
- 自社が狙っている言葉と、AIの検索クエリがずれていないかを見比べている
- 自社が出なかった答えで、AIが引用したページを集めている
- 引用元のページの種類(自社サイト、比較記事、口コミ、動画、ニュース、他社の公式サイト)を数えている
- 引用元のページに、自社が載っているか、料金や強みが正しく書かれているかを見ている
AIの検索クエリは、同じ質問でも毎回ほとんど入れ替わります。私たちが Gemini API に30問を3回ずつ送ったときは、使われた検索クエリが268種類あり、2回以上使われたのは2.6%でした(2026年10月1日)。狙う言葉を1つ決めて上位を取るだけでは足りない理由です。調べ方はクエリファンアウトとはに、記録の表の例はAIO対策の記事の手順1にまとめています。
自社サイトで点検すること(手順3・4)
手順3 自社サイトの土台
AIは、Google・Bing・自社の検索の索引からページを集めます。ボットが入れないページや、索引に載っていないページは、どれだけ中身がよくても候補になりません。土台の項目は、ほかのどの項目よりも先に確かめます。
手順3 AIのボットが入れて、索引に載っているか
- Googleで「site:自社のドメイン」と検索し、主なページが出る(Googleは、索引に載っていることを表示の条件にしている)
- Bingでも「site:自社のドメイン」で主なページが出て、Bing Webmaster Tools に登録している(Copilot は Bing の索引から答える)
- robots.txt で、Googlebot・bingbot・OAI-SearchBot(ChatGPTの検索ボット)を止めていない
- 学習に使われたくないときは、GPTBot など学習用のボットだけを止めている
- 大事なページに、noindex・nosnippet・max-snippet の指定が残っていない(Googleが表示を制限する方法として挙げている)
- 大事なページに、Bing の NOARCHIVE・NOCACHE の指定がない(Bingは、NOARCHIVE のページを Copilot の答えに使わないと書いている)
- Search Console の「設定」の「検索の生成 AI」で、サイトを除外していない(2026年8月31日からの設定で、初期値は含める)
- 配信サービス(CDN)やWAFのボット対策で、検索ボットを止めていないことを、サーバーやCDNの記録で確かめている
- 本文・料金・仕様を、JavaScriptを動かさなくても読める(ChatGPTなどのボットは、JavaScriptを動かさずに読むことが分かっている)
- サイトマップに、開けないページや転送されるページが入っていない
ボットが来ているかは、サーバーの記録で確かめられます。私たちのサイトでは、AI検索ドックのページに、1週間でAIのボットが500回来ていました。検索ボットが221回、学習ボットが202回、人の質問に答えるためにその場で読みに来る回答ボットが75回です(2026年10月5日〜11日、名前を偽ったボットは除く)。
手順4 自社サイトの中身
AIは、参照したページの中に、相談の条件に合う根拠がある会社を答えに残します。中身の点検では、AI向けの特別な書き方ではなく、お客様の相談に答えられる情報が書かれているかを見ます。
手順4 相談に答える根拠が書かれているか
- 料金・対象のお客様・ほかとの違いを、「お問い合わせください」で済ませず、本文の文字で書いている
- 料金表や仕様を、画像の中だけでなく文字でも書いている
- 見出しのすぐ下に、その見出しの答え(料金なら料金と条件)を書いている
- 手順2で見たAIの検索クエリの観点(条件・比べる相手・料金・評判・使う場面)ごとに、答えるページがある
- 自社の調査や計測、事例の数字など、ほかのサイトの言い換えではない情報を入れている(Googleは独自の内容を求めている)
- 導入事例やお客様の声に、導入前の課題・選んだ理由・やったこと・結果を書いている
- 問い合わせや商談で実際に聞かれることに、ページの中で答えている
- 会社概要に、事業内容・所在地・代表者を書いている
- 記事に、書いた人と運営する会社、いつの時点の情報かを書いている
- 会社名・サービス名・料金の書き方が、ページによって食い違っていない
- 終わったサービス、古い料金、前の住所や代表者の名前が、どのページにも残っていない
最後の項目は、AIが古い情報や間違った情報を答える原因になります。変更のあとの点検は料金改定・社名変更のあとのチェックリストに、すでに間違って答えられているときの直し方はAIが自社の間違った情報を答えるときにまとめています。書き方の前後の例はAIO対策の記事の手順4にあります。
外のサイトで点検すること(手順5)
AIは、自社サイトだけでなく、比較記事・口コミ・動画・ニュースまで参照して答えます。私たちが毎週測っている自社の計測では、Geminiの答えで引用の多かった上位60ページのうち、約7割が会社やツールを並べた比較記事でした(2026年10月12日、30問×10回)。自社サイトを直しただけで点検を終えると、AIが実際に読んでいるページの多くを見落とします。 AIがよく引用するページの種類と調べ方は、AI検索の引用元にまとめています。
手順5 外のサイトで、正しく紹介されているか
- 手順2で集めた引用元の比較記事・ランキングに、自社が載っている
- 載っていない比較記事の運営者に、サービスの概要・料金・対象・事例を短くまとめて送り、掲載を相談している
- 掲載料を払う紹介は、広告であることを表示してもらっている
- 口コミのサイトやGoogleビジネスプロフィールに、実際のお客様の口コミが集まっている
- 口コミのお願いは、見返りなしで、評価の高そうなお客様だけを選ばずにしている
- 選び方や使い方を説明する動画があり、題名と説明文に何の動画かを書いている
- プレスリリースに、告知だけでなく、自社で集めた数字や選ぶときの条件を入れている
- 外のページでも、会社名・サービス名・料金の書き方が自社サイトとそろっている
- 外のページに古い情報や間違った情報があれば、運営者に直してもらうようお願いしている
それぞれの項目には、次の根拠があります。
| 項目 | 根拠 |
|---|---|
| 比較記事に載る | Geminiの引用の上位60ページの約7割が比較記事(自社の計測、2026年10月12日) |
| 動画で説明する | AIO対策まわりの33語で、AI Overviewsが出た87回のうち51回で、YouTubeの動画が引用されていた(自社の計測、2026年10月13日) |
| プレスリリースに中身を入れる | Geminiが引用したサイトでいちばん多かったのは、プレスリリースの配信サイトだった(引用のあった288回答のうち89回答)。私たちが2026年10月1日に出したリリースも、公開の日の計測では0回だったが、11日後の計測では、AIの誤った情報の出どころを探す相談で根拠として1回引用された(自社の計測、2026年10月12日) |
| 口コミは見返りなし・選ばずにお願いする | Googleマップは、対価を払った口コミと、肯定的な口コミだけを選んで集めることを禁止している |
| 広告であることを表示する | 広告であることを隠した表示は、2023年10月1日から景品表示法の違反になる |
外のサイトで紹介される数を積み上げるのは、数か月単位の仕事です。進め方はAIO対策の手順5で説明しています。
測り直すときに点検すること(手順6)
手を打ったら、手順1と同じ条件で測り直します。条件がそろっていないと、数字が動いても、効果なのか、AIの答えの揺れなのかを区別できません。
手順6 同じ条件で、測り直しているか
- 手順1と同じ質問・同じAI・同じ回数で、1か月ごとに測り直している
- いつ、どのページを直し、どの外のサイトに載ったかを、日付つきで記録している
- 言及率に加えて、出たときの順番、引用されたページ、内容の正しさの変化を見ている
- Search Console の生成 AI パフォーマンス レポートで、AI OverviewsとAIモードでの表示回数を見ている
- Bing Webmaster Tools の AI Performance で、Copilot などでの引用数と、引用されたページを見ている
- GA4の「AI アシスタント」のチャネルで、AIの答えのリンクから来た人を見ている
- 問い合わせのフォームの「何で知りましたか」に、生成AIの選択肢を入れている
公式の道具で見えるのは、AIの答えの一部です。Search Console の生成 AI パフォーマンス レポートで見られるのは、AI OverviewsとAIモードで自社のページへのリンクが表示された回数です。2つを分けて見る方法は、ヘルプには書かれていません。私たちのサイトでは、Bing Webmaster Tools の AI Performance で、AI検索ドックのページが6日間に119回引用されていました(2026年10月5日〜10日)。それでも、どの相談で、どの会社と並んで、何番目に名前が出たかは分かりません。答えの中身は、同じ質問を何回も聞いて記録するしかありません。
私たちも、自分たちのサービスで同じ点検を続けています。毎週、同じ30問を ChatGPT と Gemini に10回ずつ、合わせて600回聞いて、名前が出た回数と引用元を比べています。指標の選び方はAI検索対策の効果測定に、GA4の設定はGA4でAIからの流入を見る方法にまとめています。
AIO対策でやってはいけないこと
Googleのスパムに関するポリシーは、検索のランキングだけでなく、Google検索の生成AIの応答を操作しようとすることも対象にしています(2026年5月に明記)。検索で不利になる手口は、AIの答えでも不利になります。公開の前に、次のことをしていないかを確かめます。
やっていないか確かめること
- 白い背景に白い文字などで、人には見えないAIへの指示や言葉を書いていない
- キーワードや数字を、不自然にくり返して詰め込んでいない
- AIの検索クエリや地域名ごとに、言い回しだけを変えたページを量産していない
- AIで書いた記事を、人が事実を確かめないまま、大量に公開していない
- AIのボットにだけ、人が見るページと違う中身を見せていない
- 構造化データに、ページに書いていない内容を入れていない
- 評判のよい他社のサイトに、関係の薄い自社の宣伝ページを置いてもらっていない
- 自作の口コミや、対価を払った口コミを集めていない
- お金を払って書いてもらった紹介を、広告と書かずに出していない
- お金や相互の約束で、ほかのサイトに不自然に名前を書いてもらっていない
どれも、公式の文書に当たるものがあります。
| やってはいけないこと | 当たるもの |
|---|---|
| 見えない文字での指示や言葉 | 隠しテキストと隠しリンクの不正使用(Google)。AIへの指示の埋め込み(プロンプトインジェクション)の禁止(Bing) |
| キーワードの詰め込み | キーワードの乱用(Google)。ランキングや引用を操作するための不自然な言葉の禁止(Bing) |
| 言い回し・地域名だけを変えたページの量産 | 大量生成されたコンテンツの不正使用(Google)。生成AIの応答を操作するためのページの量産はこれに当たる、とGoogleのAI最適化のガイドに明記。自動で大量に生成したコンテンツの禁止(Bing) |
| 確かめていないAIの記事を大量に公開 | 大量生成されたコンテンツの不正使用(Google)。Googleは公開の前に人が事実を確かめることを求めている |
| ボットにだけ違う中身を見せる | クローキング(Google) |
| ページにない内容の構造化データ | Googleは、構造化データをページに見えている文と一致させることを基本に挙げている |
| 他社のサイトの評判を借りる | サイトの評判に関するポリシー(Google) |
| 自作・対価つきの口コミ | 虚偽のエンゲージメント(Googleマップ) |
| 広告と書かない紹介 | ステルスマーケティングの規制(景品表示法、2023年10月1日から) |
| 不自然な言及集め | Googleは、ウェブ上で本物でない「言及」を集めることは思ったほど役に立たない、と書いている |
AIで書いた記事であること自体は、問題ではありません。Googleは、どう作ったかではなく内容で判断するとしたうえで、価値を足さずに大量につくることを違反としています。
点検から外したこと
次の項目は、AIO対策のチェックリストによく挙がりますが、Googleが不要と書いているので、この一覧には入れていません。害はありませんが、先に上の項目を確かめます。
- GoogleのAIには要らない
llms.txt を置く
Googleは、Google検索は llms.txt を無視するので、置いても害も益もない、と書いています。ほかのAIでの扱いと、私たちのサイトに読みに来たボットの記録はllms.txtとはにまとめています。
- GoogleのAIには要らない
AIのために構造化データやFAQスキーマを足す
Googleは、生成AI検索に特別な構造化データは要らない、と書いています。FAQのリッチリザルトも、2026年5月7日から表示されなくなりました。入れるなら、ページの文と食い違わないことが先です。
- GoogleのAIには要らない
AIが読みやすいように、文章を細かく切り分ける
Googleは、AIのために内容を小さく分ける必要も、理想の長さもない、と書いています。
- 注意
Google-Extended を、AI Overviewsのために許可する・止める
Google-Extended は、Geminiの学習などに使ってよいかを決める指定で、Googleは、Google検索への掲載にも順位にも影響しないと書いています。AI OverviewsとAIモードに出さないようにするのは、nosnippet などの指定か、Search Console の検索の生成 AI 設定です。
AI Overviewsに表示されないときは、2つに分けて確かめる
「AI Overviewsに表示されない」には、2つの場合があります。どちらなのかで、見る項目が変わります。
| 場合 | 起きていること | 確かめること |
|---|---|---|
| AI Overviewsそのものが出ていない | その検索ではGoogleがAIの答えを出していない | Googleは、AI Overviewsは通常の検索に付け加える価値があるときだけ出し、出ないことも多い、と書いている。言い方を変えた検索や、相談の形の質問でも確かめる |
| AI Overviewsは出ているが、自社が引用されていない | AIが検索して参照したページの中に、自社のページや名前がない | この記事の手順3(土台)→ 手順2(引用元)→ 手順4(中身)→ 手順5(外のサイト)の順に点検する |
AIO対策そのものを調べる言葉では、AI Overviewsはよく出ます。私たちがAIO対策まわりの33語を、言葉と質問の形で2回ずつ検索したときは、取れた89回のうち87回で出ていました(2026年10月13日、クラウド上の仮想マシンのブラウザから送信)。ただ、出るかどうかは検索の言葉で大きく変わります。自社がAI Overviewsに出ているかを、検索の言葉ごとに調べる方法はAI Overviewsに自社が出ているか調べる方法に、対策を続けても答えが変わらないときに見直す順番はAIO対策・LLMO対策は意味ない?にまとめています。
点検する人と、点検する間隔
項目によって、詳しい人と、確かめる間隔が違います。1人で全部を抱えず、役割を決めて進めます。
| まとまり | 主に点検する人 | 間隔の目安 |
|---|---|---|
| まず知る(手順1・2) | Web・マーケティングの担当 | 始める前に1回。そのあとは測り直しと同じ間隔 |
| 自社サイトの土台(手順3) | Webの担当・制作会社 | 始める前に1回。サイトの改修やサーバーの設定を変えたとき |
| 自社サイトの中身(手順4) | Webの担当と、料金や事例を持つ事業の担当 | 料金・サービス・会社の情報が変わったとき |
| 外のサイト(手順5) | 広報・営業 | 月に1回、引用元の顔ぶれを見て |
| 測り直す(手順6) | Web・マーケティングの担当 | 1か月ごと |
手順3と手順4は、社内でできることが多い項目です。何十もの質問を何回も聞いて記録する手順1・2・6は、手間がかかります。社内でやるか頼むかの分け方は外注するか、内製するかにまとめています。
よくある質問
AIO対策チェックリストは、何から確かめればいいですか?
手順3の土台(GoogleとBingの索引に載っているか、ボットを止めていないか)と、手順1のいまの状態から確かめます。ボットが入れなければ、中身をどれだけ直しても参照されません。いまの状態を測っておかないと、手を打ったあとに効いたかどうかが分かりません。
全部の項目を満たせば、AI Overviewsに表示されますか?
約束はされません。Googleは、AI Overviewsに出るための追加の要件はないとしていますが、出るかどうかと、どのページを引用するかはGoogleのシステムが決めます。項目は出るための前提として確かめ、結果は同じ質問を何回も聞いて、何回中何回出たかで見ます。
構造化データやFAQスキーマは、チェックリストに入れなくていいのですか?
AIの答えのためには要りません。Googleは、生成AI検索に特別な構造化データは要らないと書いていて、FAQのリッチリザルトも2026年5月7日から表示されていません。入れる場合は、ページに見えている文と食い違わないことを確かめます。
llms.txt は置いたほうがいいですか?
GoogleのAI OverviewsとAIモードのためには要りません。Googleは、Google検索は llms.txt を無視すると書いています。ほかのAIで効くかは、まだ確かめられていません。
AIのボットは、すべて許可したほうがいいですか?
検索ボット(Googlebot・bingbot・OAI-SearchBot)は止めないようにします。止めると、そのAIの検索の答えに出られなくなります。学習に使われたくない場合は、GPTBot など学習用のボットだけを止めれば、AIの検索には出られます。
AIで書いた記事を公開すると、AIO対策でやってはいけないことになりますか?
AIで書いたこと自体は問題ではありません。Googleは、どう作ったかではなく内容で判断するとしています。ただし、価値を足さずに大量につくることは「大量生成されたコンテンツの不正使用」に当たり、公開の前に人が事実を確かめることを求めています。
AIO対策でやってはいけないことをすると、どうなりますか?
検索でもAIの答えでも不利になります。Googleのスパムに関するポリシーは、2026年5月から、生成AIの応答を操作しようとすることも対象だと明記しています。見えない文字での指示、言い回しだけを変えたページの量産、自作の口コミは、どれも公式の文書で禁止されています。
口コミを増やしたいとき、気をつけることは何ですか?
見返りを出さないこと、評価の高そうなお客様だけを選んでお願いしないこと、自分で書かないことです。Googleマップは、対価を払った口コミと、肯定的な口コミだけを選んで集めることを禁止しています。紹介にお金を払う場合は、広告であることを表示してもらいます。
AI Overviewsに表示されないのは、なぜですか?
AI Overviewsそのものが出ていない場合と、出ているのに自社が引用されていない場合に分けて確かめます。前者は検索の言葉によるもので、Googleは出ないことも多いと書いています。後者は、この記事の手順3・2・4・5の順に点検します。
どのくらいの間隔で点検すればいいですか?
AIの答えの測り直しは1か月ごと、自社サイトの土台はサイトや設定を変えたときが目安です。料金やサービスの情報が変わったときは、自社サイトと外のページの両方を、その場で点検します。
チェックリストの点検は、自社だけでできますか?
自社サイトの土台と中身(手順3・4)は、社内でできることが多い項目です。お客様の相談の形で何十もの質問をつくり、いくつものAIに何回も聞いて記録する手順1・2・6は、手間がかかります。
まとめ
AIO対策チェックリストは、AIが検索して参照するページの中に、自社の名前と正しい情報があるかを確かめる一覧です。AIO対策の6つの手順と同じ順に点検し、近道に見える手口は避けます。
- まず知る。いまの状態を何回中何回で測り、AIの検索クエリと引用元を見る
- 自社サイトの土台。GoogleとBingの索引に載り、検索ボットを止めていない
- 自社サイトの中身。料金・対象・違い・事例を、文字で、食い違いなく書く
- 外のサイト。引用元の比較記事・口コミ・動画に、正しく載っている
- 測り直す。同じ条件で1か月ごとに、何を変えたかと一緒に記録する
- やってはいけないこと。隠しテキスト、ページの量産、自作の口コミ、広告と書かない紹介はしない
最初の一歩は、お客様の相談の形で質問をつくり、いまの状態を数字にすることです。


