AIO対策チェックリスト|やること・やってはいけないこと

AIO対策チェックリスト|やること・やってはいけないこと
目次10
  1. AIO対策チェックリストは、6つの手順の順に点検する
  2. まず知ること(手順1・2)
  3. 自社サイトで点検すること(手順3・4)
  4. 外のサイトで点検すること(手順5)
  5. 測り直すときに点検すること(手順6)
  6. AIO対策でやってはいけないこと
  7. AI Overviewsに表示されないときは、2つに分けて確かめる
  8. 点検する人と、点検する間隔
  9. よくある質問
  10. まとめ

AIO対策チェックリストは、AIの答えに自社の名前が挙がり、自社のページが引用されるための準備ができているかを、項目ごとに確かめる一覧です。点検は、AIO対策の6つの手順と同じ順に、まず知ること・自社サイト・外のサイト・測り直しの4つで進めます。 上の手順ほど先に効くからです。

この記事では、点検する項目に、Googleなどの公式の記述か、私たちが実際に測った数字の根拠を添えました。Googleのスパムポリシーにあたる、やってはいけないことと、AI Overviewsに表示されないときの切り分けもまとめています。

AIO対策そのものの意味や、6つの手順のくわしい説明はAIO対策とはに、全体の地図はAI検索対策(AIO・GEO・LLMO)完全ガイドにまとめています。

この記事のポイント

  1. 点検はAIO対策の6つの手順の順に。まず知る、自社サイト、外のサイト、測り直す
  2. 隠しテキスト、ページの量産、自作の口コミは、検索でもAIの答えでも不利になる
  3. 全部の項目を満たしても、出るかはAIが決める。何回中何回で確かめる

AIO対策チェックリストは、6つの手順の順に点検する

AIは、相談を受けると検索し、集めたページを参照して答えます。そのため点検も、AIが答えをつくる順にそろえます。AIO対策の6つの手順を、点検する4つのまとまりに分けると次のようになります。

まとまりAIO対策の手順点検で分かること
まず知る手順1 いまの状態を測る/手順2 AIの検索クエリと、引用元のページを見るどの相談で出ていないか。どこに手を打つか
自社サイト手順3 自社サイトの土台を整える/手順4 自社サイトの中身を、相談に答える形にするAIのボットが入れて、索引に載り、すすめる根拠が書かれているか
外のサイト手順5 外のサイトで、紹介される場所を増やすAIが参照する比較記事・口コミ・動画に、自社が正しく載っているか
測り直す手順6 同じ条件で、1か月ごとに測り直す手を打ったあと、答えが変わったか
AIO対策の6つの手順と、点検する4つのまとまり

Googleは、AI OverviewsとAIモードに出るために、追加の要件も特別な最適化もない、と書いています。条件は、Google検索の索引に載り、スニペット(検索結果の説明文)つきで表示できる状態であることです。出る条件とサイトでやることは、Google AI Overviews・AIモード対策にまとめています。だからこの一覧は、AI専用の設定を探すものではありません。AIが検索して参照するページの中に、自社の名前と正しい情報があるかを確かめる一覧です。

AIO対策のチェックリストとしてよく挙がる項目にも、公式の説明と合わないものがあります。私たちが Google に「AIO対策 チェックリスト」と4回聞いたときも、AI Overviews(日本語の画面では「AIによる概要」)の答えのチェックリストには、4回とも構造化データの実装が入っていました(2026年10月13日)。一方で、AIが引用したページを調べる項目は4回とも入っていませんでした。この記事では、公式に不要とされている項目は「点検から外したこと」にまとめています。

まず知ること(手順1・2)

最初に、いまAIの答えに自社が出ているか、出ていないなら、AIが何を検索し、どのページを参照しているかを確かめます。ここを飛ばすと、どこを直せば答えが変わるのかが分からないまま、手を打つことになります。

手順1 いまの状態を測る

  • お客様が実際にしそうな相談を、立場と条件を入れた文で10〜30個つくっている
  • 質問に自社の名前を入れていない(名前を入れると、自社が出るのは当たり前になる)
  • ChatGPT(検索あり)・Gemini・Copilot・GoogleのAIモードとAI Overviewsのうち、お客様が使うAIで聞いている
  • 同じ質問を、毎回新しい会話で何回か聞いている(1回だけ聞いた結果は、10回聞いた割合と平均で約30ポイントずれた)
  • 質問・AI・回ごとに、自社の名前が出たか、何番目か、一緒に挙がった会社、引用元を表に記録している
  • 何回中何回名前が出たか(言及率)を、これからの出発点として残している

手順2 AIの検索クエリと、引用元のページを見る

  • AIが裏で使った検索クエリ(AIが検索に使う言葉)を、Gemini API や OpenAI の API の記録で集めている
  • 自社が狙っている言葉と、AIの検索クエリがずれていないかを見比べている
  • 自社が出なかった答えで、AIが引用したページを集めている
  • 引用元のページの種類(自社サイト、比較記事、口コミ、動画、ニュース、他社の公式サイト)を数えている
  • 引用元のページに、自社が載っているか、料金や強みが正しく書かれているかを見ている

AIの検索クエリは、同じ質問でも毎回ほとんど入れ替わります。私たちが Gemini API に30問を3回ずつ送ったときは、使われた検索クエリが268種類あり、2回以上使われたのは2.6%でした(2026年10月1日)。狙う言葉を1つ決めて上位を取るだけでは足りない理由です。調べ方はクエリファンアウトとはに、記録の表の例はAIO対策の記事の手順1にまとめています。

自社サイトで点検すること(手順3・4)

手順3 自社サイトの土台

AIは、Google・Bing・自社の検索の索引からページを集めます。ボットが入れないページや、索引に載っていないページは、どれだけ中身がよくても候補になりません。土台の項目は、ほかのどの項目よりも先に確かめます。

手順3 AIのボットが入れて、索引に載っているか

  • Googleで「site:自社のドメイン」と検索し、主なページが出る(Googleは、索引に載っていることを表示の条件にしている)
  • Bingでも「site:自社のドメイン」で主なページが出て、Bing Webmaster Tools に登録している(Copilot は Bing の索引から答える)
  • robots.txt で、Googlebot・bingbot・OAI-SearchBot(ChatGPTの検索ボット)を止めていない
  • 学習に使われたくないときは、GPTBot など学習用のボットだけを止めている
  • 大事なページに、noindex・nosnippet・max-snippet の指定が残っていない(Googleが表示を制限する方法として挙げている)
  • 大事なページに、Bing の NOARCHIVE・NOCACHE の指定がない(Bingは、NOARCHIVE のページを Copilot の答えに使わないと書いている)
  • Search Console の「設定」の「検索の生成 AI」で、サイトを除外していない(2026年8月31日からの設定で、初期値は含める)
  • 配信サービス(CDN)やWAFのボット対策で、検索ボットを止めていないことを、サーバーやCDNの記録で確かめている
  • 本文・料金・仕様を、JavaScriptを動かさなくても読める(ChatGPTなどのボットは、JavaScriptを動かさずに読むことが分かっている)
  • サイトマップに、開けないページや転送されるページが入っていない

ボットが来ているかは、サーバーの記録で確かめられます。私たちのサイトでは、AI検索ドックのページに、1週間でAIのボットが500回来ていました。検索ボットが221回、学習ボットが202回、人の質問に答えるためにその場で読みに来る回答ボットが75回です(2026年10月5日〜11日、名前を偽ったボットは除く)。

手順4 自社サイトの中身

AIは、参照したページの中に、相談の条件に合う根拠がある会社を答えに残します。中身の点検では、AI向けの特別な書き方ではなく、お客様の相談に答えられる情報が書かれているかを見ます。

手順4 相談に答える根拠が書かれているか

  • 料金・対象のお客様・ほかとの違いを、「お問い合わせください」で済ませず、本文の文字で書いている
  • 料金表や仕様を、画像の中だけでなく文字でも書いている
  • 見出しのすぐ下に、その見出しの答え(料金なら料金と条件)を書いている
  • 手順2で見たAIの検索クエリの観点(条件・比べる相手・料金・評判・使う場面)ごとに、答えるページがある
  • 自社の調査や計測、事例の数字など、ほかのサイトの言い換えではない情報を入れている(Googleは独自の内容を求めている)
  • 導入事例やお客様の声に、導入前の課題・選んだ理由・やったこと・結果を書いている
  • 問い合わせや商談で実際に聞かれることに、ページの中で答えている
  • 会社概要に、事業内容・所在地・代表者を書いている
  • 記事に、書いた人と運営する会社、いつの時点の情報かを書いている
  • 会社名・サービス名・料金の書き方が、ページによって食い違っていない
  • 終わったサービス、古い料金、前の住所や代表者の名前が、どのページにも残っていない

最後の項目は、AIが古い情報や間違った情報を答える原因になります。変更のあとの点検は料金改定・社名変更のあとのチェックリストに、すでに間違って答えられているときの直し方はAIが自社の間違った情報を答えるときにまとめています。書き方の前後の例はAIO対策の記事の手順4にあります。

外のサイトで点検すること(手順5)

AIは、自社サイトだけでなく、比較記事・口コミ・動画・ニュースまで参照して答えます。私たちが毎週測っている自社の計測では、Geminiの答えで引用の多かった上位60ページのうち、約7割が会社やツールを並べた比較記事でした(2026年10月12日、30問×10回)。自社サイトを直しただけで点検を終えると、AIが実際に読んでいるページの多くを見落とします。 AIがよく引用するページの種類と調べ方は、AI検索の引用元にまとめています。

手順5 外のサイトで、正しく紹介されているか

  • 手順2で集めた引用元の比較記事・ランキングに、自社が載っている
  • 載っていない比較記事の運営者に、サービスの概要・料金・対象・事例を短くまとめて送り、掲載を相談している
  • 掲載料を払う紹介は、広告であることを表示してもらっている
  • 口コミのサイトやGoogleビジネスプロフィールに、実際のお客様の口コミが集まっている
  • 口コミのお願いは、見返りなしで、評価の高そうなお客様だけを選ばずにしている
  • 選び方や使い方を説明する動画があり、題名と説明文に何の動画かを書いている
  • プレスリリースに、告知だけでなく、自社で集めた数字や選ぶときの条件を入れている
  • 外のページでも、会社名・サービス名・料金の書き方が自社サイトとそろっている
  • 外のページに古い情報や間違った情報があれば、運営者に直してもらうようお願いしている

それぞれの項目には、次の根拠があります。

項目根拠
比較記事に載るGeminiの引用の上位60ページの約7割が比較記事(自社の計測、2026年10月12日)
動画で説明するAIO対策まわりの33語で、AI Overviewsが出た87回のうち51回で、YouTubeの動画が引用されていた(自社の計測、2026年10月13日)
プレスリリースに中身を入れるGeminiが引用したサイトでいちばん多かったのは、プレスリリースの配信サイトだった(引用のあった288回答のうち89回答)。私たちが2026年10月1日に出したリリースも、公開の日の計測では0回だったが、11日後の計測では、AIの誤った情報の出どころを探す相談で根拠として1回引用された(自社の計測、2026年10月12日)
口コミは見返りなし・選ばずにお願いするGoogleマップは、対価を払った口コミと、肯定的な口コミだけを選んで集めることを禁止している
広告であることを表示する広告であることを隠した表示は、2023年10月1日から景品表示法の違反になる
外のサイトの項目の根拠

外のサイトで紹介される数を積み上げるのは、数か月単位の仕事です。進め方はAIO対策の手順5で説明しています。

測り直すときに点検すること(手順6)

手を打ったら、手順1と同じ条件で測り直します。条件がそろっていないと、数字が動いても、効果なのか、AIの答えの揺れなのかを区別できません。

手順6 同じ条件で、測り直しているか

  • 手順1と同じ質問・同じAI・同じ回数で、1か月ごとに測り直している
  • いつ、どのページを直し、どの外のサイトに載ったかを、日付つきで記録している
  • 言及率に加えて、出たときの順番、引用されたページ、内容の正しさの変化を見ている
  • Search Console の生成 AI パフォーマンス レポートで、AI OverviewsとAIモードでの表示回数を見ている
  • Bing Webmaster Tools の AI Performance で、Copilot などでの引用数と、引用されたページを見ている
  • GA4の「AI アシスタント」のチャネルで、AIの答えのリンクから来た人を見ている
  • 問い合わせのフォームの「何で知りましたか」に、生成AIの選択肢を入れている

公式の道具で見えるのは、AIの答えの一部です。Search Console の生成 AI パフォーマンス レポートで見られるのは、AI OverviewsとAIモードで自社のページへのリンクが表示された回数です。2つを分けて見る方法は、ヘルプには書かれていません。私たちのサイトでは、Bing Webmaster Tools の AI Performance で、AI検索ドックのページが6日間に119回引用されていました(2026年10月5日〜10日)。それでも、どの相談で、どの会社と並んで、何番目に名前が出たかは分かりません。答えの中身は、同じ質問を何回も聞いて記録するしかありません。

私たちも、自分たちのサービスで同じ点検を続けています。毎週、同じ30問を ChatGPT と Gemini に10回ずつ、合わせて600回聞いて、名前が出た回数と引用元を比べています。指標の選び方はAI検索対策の効果測定に、GA4の設定はGA4でAIからの流入を見る方法にまとめています。

AIO対策でやってはいけないこと

Googleのスパムに関するポリシーは、検索のランキングだけでなく、Google検索の生成AIの応答を操作しようとすることも対象にしています(2026年5月に明記)。検索で不利になる手口は、AIの答えでも不利になります。公開の前に、次のことをしていないかを確かめます。

やっていないか確かめること

  • 白い背景に白い文字などで、人には見えないAIへの指示や言葉を書いていない
  • キーワードや数字を、不自然にくり返して詰め込んでいない
  • AIの検索クエリや地域名ごとに、言い回しだけを変えたページを量産していない
  • AIで書いた記事を、人が事実を確かめないまま、大量に公開していない
  • AIのボットにだけ、人が見るページと違う中身を見せていない
  • 構造化データに、ページに書いていない内容を入れていない
  • 評判のよい他社のサイトに、関係の薄い自社の宣伝ページを置いてもらっていない
  • 自作の口コミや、対価を払った口コミを集めていない
  • お金を払って書いてもらった紹介を、広告と書かずに出していない
  • お金や相互の約束で、ほかのサイトに不自然に名前を書いてもらっていない

どれも、公式の文書に当たるものがあります。

やってはいけないこと当たるもの
見えない文字での指示や言葉隠しテキストと隠しリンクの不正使用(Google)。AIへの指示の埋め込み(プロンプトインジェクション)の禁止(Bing)
キーワードの詰め込みキーワードの乱用(Google)。ランキングや引用を操作するための不自然な言葉の禁止(Bing)
言い回し・地域名だけを変えたページの量産大量生成されたコンテンツの不正使用(Google)。生成AIの応答を操作するためのページの量産はこれに当たる、とGoogleのAI最適化のガイドに明記。自動で大量に生成したコンテンツの禁止(Bing)
確かめていないAIの記事を大量に公開大量生成されたコンテンツの不正使用(Google)。Googleは公開の前に人が事実を確かめることを求めている
ボットにだけ違う中身を見せるクローキング(Google)
ページにない内容の構造化データGoogleは、構造化データをページに見えている文と一致させることを基本に挙げている
他社のサイトの評判を借りるサイトの評判に関するポリシー(Google)
自作・対価つきの口コミ虚偽のエンゲージメント(Googleマップ)
広告と書かない紹介ステルスマーケティングの規制(景品表示法、2023年10月1日から)
不自然な言及集めGoogleは、ウェブ上で本物でない「言及」を集めることは思ったほど役に立たない、と書いている
やってはいけないことと、当たる公式の記述(2026年10月時点)

AIで書いた記事であること自体は、問題ではありません。Googleは、どう作ったかではなく内容で判断するとしたうえで、価値を足さずに大量につくることを違反としています。

点検から外したこと

次の項目は、AIO対策のチェックリストによく挙がりますが、Googleが不要と書いているので、この一覧には入れていません。害はありませんが、先に上の項目を確かめます。

  • GoogleのAIには要らない

    llms.txt を置く

    Googleは、Google検索は llms.txt を無視するので、置いても害も益もない、と書いています。ほかのAIでの扱いと、私たちのサイトに読みに来たボットの記録はllms.txtとはにまとめています。

  • GoogleのAIには要らない

    AIのために構造化データやFAQスキーマを足す

    Googleは、生成AI検索に特別な構造化データは要らない、と書いています。FAQのリッチリザルトも、2026年5月7日から表示されなくなりました。入れるなら、ページの文と食い違わないことが先です。

  • GoogleのAIには要らない

    AIが読みやすいように、文章を細かく切り分ける

    Googleは、AIのために内容を小さく分ける必要も、理想の長さもない、と書いています。

  • 注意

    Google-Extended を、AI Overviewsのために許可する・止める

    Google-Extended は、Geminiの学習などに使ってよいかを決める指定で、Googleは、Google検索への掲載にも順位にも影響しないと書いています。AI OverviewsとAIモードに出さないようにするのは、nosnippet などの指定か、Search Console の検索の生成 AI 設定です。

AI Overviewsに表示されないときは、2つに分けて確かめる

「AI Overviewsに表示されない」には、2つの場合があります。どちらなのかで、見る項目が変わります。

場合起きていること確かめること
AI Overviewsそのものが出ていないその検索ではGoogleがAIの答えを出していないGoogleは、AI Overviewsは通常の検索に付け加える価値があるときだけ出し、出ないことも多い、と書いている。言い方を変えた検索や、相談の形の質問でも確かめる
AI Overviewsは出ているが、自社が引用されていないAIが検索して参照したページの中に、自社のページや名前がないこの記事の手順3(土台)→ 手順2(引用元)→ 手順4(中身)→ 手順5(外のサイト)の順に点検する
AI Overviewsに表示されないときの切り分け

AIO対策そのものを調べる言葉では、AI Overviewsはよく出ます。私たちがAIO対策まわりの33語を、言葉と質問の形で2回ずつ検索したときは、取れた89回のうち87回で出ていました(2026年10月13日、クラウド上の仮想マシンのブラウザから送信)。ただ、出るかどうかは検索の言葉で大きく変わります。自社がAI Overviewsに出ているかを、検索の言葉ごとに調べる方法はAI Overviewsに自社が出ているか調べる方法に、対策を続けても答えが変わらないときに見直す順番はAIO対策・LLMO対策は意味ない?にまとめています。

点検する人と、点検する間隔

項目によって、詳しい人と、確かめる間隔が違います。1人で全部を抱えず、役割を決めて進めます。

まとまり主に点検する人間隔の目安
まず知る(手順1・2)Web・マーケティングの担当始める前に1回。そのあとは測り直しと同じ間隔
自社サイトの土台(手順3)Webの担当・制作会社始める前に1回。サイトの改修やサーバーの設定を変えたとき
自社サイトの中身(手順4)Webの担当と、料金や事例を持つ事業の担当料金・サービス・会社の情報が変わったとき
外のサイト(手順5)広報・営業月に1回、引用元の顔ぶれを見て
測り直す(手順6)Web・マーケティングの担当1か月ごと
点検する人と間隔の目安

手順3と手順4は、社内でできることが多い項目です。何十もの質問を何回も聞いて記録する手順1・2・6は、手間がかかります。社内でやるか頼むかの分け方は外注するか、内製するかにまとめています。

よくある質問

AIO対策チェックリストは、何から確かめればいいですか?

手順3の土台(GoogleとBingの索引に載っているか、ボットを止めていないか)と、手順1のいまの状態から確かめます。ボットが入れなければ、中身をどれだけ直しても参照されません。いまの状態を測っておかないと、手を打ったあとに効いたかどうかが分かりません。

全部の項目を満たせば、AI Overviewsに表示されますか?

約束はされません。Googleは、AI Overviewsに出るための追加の要件はないとしていますが、出るかどうかと、どのページを引用するかはGoogleのシステムが決めます。項目は出るための前提として確かめ、結果は同じ質問を何回も聞いて、何回中何回出たかで見ます。

構造化データやFAQスキーマは、チェックリストに入れなくていいのですか?

AIの答えのためには要りません。Googleは、生成AI検索に特別な構造化データは要らないと書いていて、FAQのリッチリザルトも2026年5月7日から表示されていません。入れる場合は、ページに見えている文と食い違わないことを確かめます。

llms.txt は置いたほうがいいですか?

GoogleのAI OverviewsとAIモードのためには要りません。Googleは、Google検索は llms.txt を無視すると書いています。ほかのAIで効くかは、まだ確かめられていません。

AIのボットは、すべて許可したほうがいいですか?

検索ボット(Googlebot・bingbot・OAI-SearchBot)は止めないようにします。止めると、そのAIの検索の答えに出られなくなります。学習に使われたくない場合は、GPTBot など学習用のボットだけを止めれば、AIの検索には出られます。

AIで書いた記事を公開すると、AIO対策でやってはいけないことになりますか?

AIで書いたこと自体は問題ではありません。Googleは、どう作ったかではなく内容で判断するとしています。ただし、価値を足さずに大量につくることは「大量生成されたコンテンツの不正使用」に当たり、公開の前に人が事実を確かめることを求めています。

AIO対策でやってはいけないことをすると、どうなりますか?

検索でもAIの答えでも不利になります。Googleのスパムに関するポリシーは、2026年5月から、生成AIの応答を操作しようとすることも対象だと明記しています。見えない文字での指示、言い回しだけを変えたページの量産、自作の口コミは、どれも公式の文書で禁止されています。

口コミを増やしたいとき、気をつけることは何ですか?

見返りを出さないこと、評価の高そうなお客様だけを選んでお願いしないこと、自分で書かないことです。Googleマップは、対価を払った口コミと、肯定的な口コミだけを選んで集めることを禁止しています。紹介にお金を払う場合は、広告であることを表示してもらいます。

AI Overviewsに表示されないのは、なぜですか?

AI Overviewsそのものが出ていない場合と、出ているのに自社が引用されていない場合に分けて確かめます。前者は検索の言葉によるもので、Googleは出ないことも多いと書いています。後者は、この記事の手順3・2・4・5の順に点検します。

どのくらいの間隔で点検すればいいですか?

AIの答えの測り直しは1か月ごと、自社サイトの土台はサイトや設定を変えたときが目安です。料金やサービスの情報が変わったときは、自社サイトと外のページの両方を、その場で点検します。

チェックリストの点検は、自社だけでできますか?

自社サイトの土台と中身(手順3・4)は、社内でできることが多い項目です。お客様の相談の形で何十もの質問をつくり、いくつものAIに何回も聞いて記録する手順1・2・6は、手間がかかります。

まとめ

AIO対策チェックリストは、AIが検索して参照するページの中に、自社の名前と正しい情報があるかを確かめる一覧です。AIO対策の6つの手順と同じ順に点検し、近道に見える手口は避けます。

  • まず知る。いまの状態を何回中何回で測り、AIの検索クエリと引用元を見る
  • 自社サイトの土台。GoogleとBingの索引に載り、検索ボットを止めていない
  • 自社サイトの中身。料金・対象・違い・事例を、文字で、食い違いなく書く
  • 外のサイト。引用元の比較記事・口コミ・動画に、正しく載っている
  • 測り直す。同じ条件で1か月ごとに、何を変えたかと一緒に記録する
  • やってはいけないこと。隠しテキスト、ページの量産、自作の口コミ、広告と書かない紹介はしない

最初の一歩は、お客様の相談の形で質問をつくり、いまの状態を数字にすることです。

この記事を書いた人

AI検索ドック研究チーム

AI検索ドックで、ChatGPT・Gemini・Copilotなどの答えを調べているチームです。お客様がAIにしそうな相談をくり返し聞き、どの会社や商品の名前が出るか、AIが裏で何を検索し、どのページを引用したかを記録しています。自社の計測や業種ごとの調査、診断で集めた回答をもとに書いています。運営はステラジェント株式会社です。

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