AI・ChatGPTが自社の間違った情報を答えるときの原因と直し方

AI・ChatGPTが自社の間違った情報を答えるときの原因と直し方
目次8
  1. AIが自社について間違えるのは、よくあること
  2. AIが間違える3つの原因
  3. 誤りがどこから来たかを確かめる
  4. AIの間違った情報を直す手順
  5. 直るまで、どれくらいかかるか
  6. AI検索ドックでの調べ方
  7. よくある質問
  8. まとめ

AIが自社について間違ったことを答えているときは、AIが参照しているページを直します。 いまの主なAIは、質問を受けると検索し、見つけたページを参照して答えるので、元のページが変われば答えも変わりうるからです。

この記事では、AIが間違える3つの原因、誤りがどのページから来たかの確かめ方、公式の情報・外のページ・各社の窓口・測り直しの順で進める直し方、直るまでの期間を説明します。私たちが5つのAIに企業の公式の情報を聞いたところ、正しく答えたのは60.0%でした。その調査で見えた誤り方も載せます。

AI検索対策の全体の地図はAI検索対策(AIO・GEO・LLMO)完全ガイドに、AIの答えに正しく紹介されるためのやり方はAIO対策にまとめています。

この記事のポイント

  1. AIの誤りは、学習の知識・参照したページ・回答をつくるときのどこかで入る
  2. 先に引用元をたどって出どころを確かめ、公式の情報と外のページを直す
  3. 各社の窓口は補助。直るまでの期間は公表されていないので、同じ条件で測り直す

AIが自社について間違えるのは、よくあること

AIが会社やお店について間違えるときは、だいたい次のような形をとります。

  • 終わった料金プランや商品を、今もあるように案内する
  • 住所・代表者・営業時間が、前のままになっている
  • やっていないサービスを、やっていると言う
  • 営業しているのに、閉店・閉業したと言う
  • 似た名前の別の会社やサービスと、話が混ざる

どれくらい起きるのかを確かめるため、私たちは2026年7月21日に、家電量販店5社の返品・保証の決まりについて、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexity・Copilotの5つのAIに聞きました。4つの質問を各社・各AIで聞いた100の組み合わせ(質問パターン)を、それぞれ2〜3回聞き、各社の公式のFAQや規約と照らしました。

60.0%

公式の情報どおりに答えた

25.0%

公式の情報と違うことを答えた

62.0%

出典のURLに問題があった

ステラジェント調べ(2026年7月21日、5つのAI×家電量販店5社×4つの質問=100の質問パターン、各2〜3回・合計268回答)

100の質問パターンのうち、公式の情報どおりに答えたのは60件(60.0%)、違うことを答えたのは25件(25.0%)、「公式の情報では確かめられない」などと答えなかったのは15件(15.0%)でした。違う答えのうち15件は、返品の期限や保証の年数を実際より長く答えるなど、お客様がそのまま動くと困る誤りでした。

答えが正しくても、出典に問題があることもありました。存在しないURL、公式でないページ、公式だが別の内容のページを出典にした質問パターンは62件(62.0%)です。AIの答えは、出典が付いていても、公式の情報どおりとは限りません。

AI正答率出典のURLに問題があった割合
ChatGPT65%(20件中13件)40%(20件中8件)
Copilot65%(20件中13件)95%(20件中19件)
Claude60%(20件中12件)65%(20件中13件)
Gemini55%(20件中11件)65%(20件中13件)
Perplexity55%(20件中11件)45%(20件中9件)
AIごとの正答率と、出典のURLに問題があった割合(各AI 20の質問パターン、2026年7月21日、ステラジェント調べ)

AIごとの正答率は55.0〜65.0%で、大きな差はありませんでした。出典に問題があった割合は、Copilotの95.0%からChatGPTの40.0%まで開きました。調査の全体は返品・保証の条件をAIは正しく答えられるかに、AIがそもそもなぜ間違えるのかと、公表されている誤りの割合はAIはどれくらい間違える?にまとめています。

間違った答えは、お客様の問い合わせや、来店してからの食い違いになって表れます。AIの答えを見て選ぶ人が増えるほど、ほうっておくと影響が広がります。

AIが間違える3つの原因

AIの答え方には、学習で覚えた知識だけで答える場合と、検索して参照したページをもとに答える場合があります。会社やサービスについての相談では、いまの主なAIはほぼ必ず検索してから答えます。私たちが計測や診断のサービスを探す相談を900回聞いたときも、889回(98.8%)の答えに、検索して参照したページ(引用元)が付いていました(2026年10月1日、ChatGPT・Gemini・Copilot)。

そのため、誤りが入る場所は3つに分けられます。どこで入ったかで、直す場所が変わります。

原因どこで入るかよくある例直す場所
学習の時点が古い学習の知識で答えるとき変えた料金、新しく始めたサービスを知らない正しい情報が載るページを増やす。モデルの知識は次のモデルまで変わらない
参照したページが古い・間違っている検索して参照するとき古いPDF、昔の取材記事、比較サイトの前の料金、自社に残った古いページそのページを直す、または直してもらう
似た名前との取り違え・推測回答をつくるとき別の会社の決まりを当てはめる、書かれていないことを推測で言い切る正しい情報をはっきり書き、名前の表記をそろえる。各社にも報告する
AIが自社について間違える3つの原因と、直す場所

1. 学習の時点が古い

AIのモデルが覚えているのは、学習に使ったデータの時点(知識のカットオフ)までです。主なモデルでは、カットオフから公開まで2〜10か月ほどかかっています。検索せずに答えるときは、その後に変えた料金や、新しく始めたサービスを知りません。新しい情報が学習と検索のどちらから届くかはChatGPT・Geminiは最新の情報をどこから取っている?にまとめています。

検索して答える場合でも、新しい情報が載ったページが少ないうちは、答えに出てきにくくなります。私たちも、AI検索ドックの提供を始めた2026年10月1日の夜に、自分たちを測りました(30問×ChatGPT・Gemini・Copilot×各10回、クラウド上の仮想マシンのブラウザから送信)。900回答のうち私たちの名前が出たのは9回答で、AI検索ドックとして紹介したのは4回答でした。その4回答では、料金(30万円)や設計(30問×3つのAI×10回)は公式の情報どおりでした。残りの5回答は、それまでに公開していたホテルの調査レポートの会社として紹介していました。

誤りではありませんが、始めたばかりのことは、すぐには答えに出ないことが分かります。料金や名前を変えたばかりのときも同じで、古い情報のページのほうが多いうちは、古い情報で答えられやすくなります。料金改定・社名変更・移転・代表交代のときに点検することは、ChatGPTに古い情報を答えさせないチェックリストにまとめています。

2. 参照したページが古い・間違っている

いちばん多いのが、AIが参照したページそのものに、古い情報や間違った情報が書かれている場合です。自社サイトに残った古いページ、配信したままのプレスリリース、何年も前の取材記事、比較サイトや口コミサイトの前の料金などです。比較サイトの古い記述がもとで、競合との比較の答えで不利に書かれるときは、ChatGPTの比較で自社が不利に書かれるときにまとめています。

先の調査でも、保証の年数を聞く質問の正答率は48.0%で、4つの質問の中でいちばん低くなりました。古い保証規定のPDFや、同じグループの別のサイトの説明を拾い、実際より長い年数を答えた例がありました。AIは自社サイトだけでなく、ネット上の自社についてのページをまとめて参照して答えます。 1か所に古い記述が残っているだけで、それが答えに混ざります。

3. 似た名前との取り違え・推測

参照したページに書かれていないことを、AIが答えてしまう場合です。先の調査では、別の会社が運営する似た名前のお店の返品の決まりを、聞いた会社の決まりとして答えた例がありました。存在しないURLを「公式の情報」として出典に挙げた例もありました。

はっきりした情報が見つからないと、AIは近い情報をつないで、もっともらしく答えることがあります。社名や商品名が、ほかの会社やサービスと似ているときは、とくに起きやすくなります。似た社名・旧社名・表記ゆれ・読み方での切り分けと直し方は、AIが自社を別の会社と混同するときにまとめています。

誤りがどこから来たかを確かめる

直す前に、AIが何を間違えていて、それがどのページから来ているかを確かめます。原因が分からないまま自社のトップページだけを直しても、答えは変わりません。

  1. 聞く質問を決める。 社名を入れた質問(「〇〇社の料金プランは?」「〇〇社はまだ営業していますか?」)と、お客様が実際にしそうな相談の形の質問(「〇〇で使えるおすすめのサービスは?」)の両方を用意します。お客様窓口に届いた「AIでこう言われた」という声があれば、その聞き方をそのまま使います
  2. いくつかのAIに、同じ質問を何回か聞く。 ChatGPT・Gemini・Copilot、Google の AI Overviews(日本語の画面では「AIによる概要」)など、お客様が使うAIで聞きます。毎回新しい会話にして、一時チャットやログインしない画面を使います。答えは毎回変わるので、1回で判断しません
  3. 答えの全文と引用元を残す。 聞いた日時、AI、質問の文、答えの全文、表示された引用元のURLを記録します
  4. 引用元を開いて、間違った記述を探す。 引用元のページに同じ誤りが書かれていれば、原因はそのページです。どの引用元にも見当たらなければ、学習の知識か、取り違え・推測から来ている可能性があります
  5. 誤りを分けて、直す担当を決める。 古い情報なのか、事実と違うのか、別の会社と混ざったのかを分け、そのページが自社のものか、外のものかで担当を決めます

ChatGPTでは、答えの下のメニューから情報源を開くと、引用元の一覧を確かめられます。本文で引用したページと、そのほかに検索で見たページが分かれて並ぶので、両方を開いて誤りの記述を探します。

ChatGPTの答えの右側に開いた情報源の一覧。上の段に本文で引用したページ、下の段にそのほかのページが並んでいる
ChatGPTの情報源の一覧(英語の表示、2026年10月8日。私たちのサービスについて聞いた答え)。①本文で引用したページ、②そのほかに検索で見たページ

何回聞けばよいかの目安は、AI検索対策の効果測定にまとめています。私たちの900回の答えでは、1回だけ聞いた結果は、10回聞いた割合と平均30ポイントずれました。

確かめた結果考えられる原因直す場所
自社サイトの引用元に、古い記述がある参照したページが古い自社サイト
外のサイトの引用元に、古い記述や誤りがある参照したページが古い・間違っているそのサイトの運営者に依頼する
引用元はあるが、どこにも同じ記述がない取り違え・推測正しい情報を自社サイトにはっきり書く。各社に報告する
引用元が付いていない学習の知識、または取り違え・推測正しい情報が載るページを増やす。各社に報告する
確かめた結果と、直す場所

引用元に出たページが、そのまま誤りの元とは限らないことも知っておきます。引用元は、その答えをつくるときに参照したページの一覧で、AIの知識のどこから来たかまでは分かりません。引用元のページの中に、同じ誤りが書かれているかを確かめてから、直す相手を決めます。

AIの間違った情報を直す手順

出どころが分かったら、自社で直せるところから始めて、外のページ、各社の窓口、測り直しの順に進めます。

  1. 公式の情報を整える。 自社サイト、Googleビジネスプロフィール、自社のSNSやプレスリリースなど、自社で直せる情報を正しくそろえます
  2. 外のページを直してもらう。 比較サイト、口コミサイト、業界のポータル、取材記事など、古い情報を載せているページの運営者に修正を頼みます
  3. AIの各社に報告する。 回答の下の報告のボタンなどから、誤りを知らせます
  4. 同じ条件で測り直す。 最初に確かめたときと同じ質問・同じAI・同じ回数で聞き直し、答えが変わったかを見ます

1. 公式の情報を整える

まず、会社概要・料金・サービスの一覧など、正しい情報を1か所にまとめた正本のページを用意します。社名・住所・電話番号・サービス名の書き方は、サイトのすべてのページでそろえます。「株式会社」の有無や、旧住所・旧サービス名が、フッターやPDF、古いお知らせに残っていないかも探します。

終わった料金プランや商品のページは、消すより、終了した日付と今の代わりを書いて残すほうが確実です。私たちが「AIで調べたら、2年前に終了した料金プランを案内された」という相談をGeminiに10回聞いたところ、10回答すべてが古いページへの対応を勧め、そのうち9回答は、削除や非公開を選択肢に挙げていました(2026年10月1日、クラウド上の仮想マシンのブラウザから送信)。けれど、自社のページを消すと、外のサイトに転載された古い記述だけが残り、「いつ終わったか」を示す公式の記述がなくなります。「〇〇プランは2024年3月31日に受付を終了しました。現在のプランはこちら」と書いて残せば、AIが参照したときに、終わったことと今の情報を同時に読めます。

書き方にも気をつけます。「当社は〇〇を行っていません」のように、間違った言葉をそのままくり返して打ち消すと、社名と間違った言葉が同じページに並びます。「現在の事業は△△と□□です」のように、正しいことを書きます。

ほかに、次のことも確かめます。

  • robots.txt で、AIの検索用のボット(OpenAI の OAI-SearchBot など)を止めていないか。止めていると、正しい情報のページも参照されにくくなります(学習用と検索用のボットの違いはLLMO対策)
  • 構造化データ(Organization)で、会社の名前・URL・公式のSNSを結び付けているか。別の会社との取り違えを減らす整理で、それだけで誤りが消えるわけではありません
  • お店や事業所があるなら、Googleビジネスプロフィールの住所・営業時間・営業中かどうかが正しいか

2. 外のページを直してもらう

AIは、比較サイトや口コミ、ニュース、プレスリリースの配信サイト、求人サイト、何年も前の取材記事も参照します。引用元に出てきた外のページに古い情報があれば、運営者に修正を頼みます。採用の質問で、求人サイトや口コミの古い記述が答えに使われるときは、AIが採用情報を古いまま答えるときの直し方にまとめています。

頼むときは、相手がすぐ直せるように、次の4つを書きます。

外のページに修正を頼むときに書くこと

  • 直してほしいページのURL
  • 間違っている箇所(そのまま引用する)
  • 正しい情報
  • 正しいことが分かる自社の公式ページのURL

ページそのものは消えたか大きく変わったのに、Googleの検索結果に古い内容が残っている場合は、Search Console の「古いコンテンツの更新ツール」が使えます。自分が所有していないページで、ページがもう存在しないか、今のページと大きく違う場合が対象です。古い記述がまだページに残っているうちは使えないので、先に運営者に直してもらいます。

あわせて、正しい情報が載る外のページを増やします。AIは、多くのページで同じように書かれていることを答えに使いやすいからです。比較記事への掲載のお願いや、新しい情報のプレスリリースなど、外のサイトで紹介される場所を増やすやり方は、AIO対策にまとめています。

3. AIの各社に報告する

主なAIには、回答への意見を送るボタンがあります。2026年10月8日に、各社の画面と公式のヘルプ・規約で確かめた内容です。

AI報告のしかた公式に書かれていること
Google の AI Overviews回答の下の低評価のアイコンから「問題を報告」を選び、当てはまる種類を選んで送るフィードバックは、AIによる概要の機能の改良に使う。AIによる概要が常に正しいとは限らない
Gemini回答の下の「悪い回答」のアイコンから、理由を選んで送る。法的な理由なら「法的な問題を報告」—
ChatGPT回答の下の評価のボタン。自分についての事実と違う情報は、privacy.openai.com から修正・削除を求められる修正・削除の求めは、法令とモデルの技術的な能力に基づいて検討する
Copilot回答の下の評価のボタン—
主なAIの報告の窓口(2026年10月8日に確認。右の列は公式のヘルプ・規約に書かれていること)

ChatGPTの修正・削除の窓口は、利用者本人についての情報が対象です。会社の情報の誤りを直してもらうための専用の窓口は、どの会社の公式ページにも見当たりませんでした。報告は送っておくとよいものの、送れば直るとは書かれていません。直す本命は、AIが参照するページの側です。 Google の AI Overviews の報告の手順と、報告で直ること・直らないことは、AI Overviewsが自社について間違えるときの報告のしかたにまとめています。

4. 同じ条件で測り直す

直したら、最初に確かめたときと同じ質問・同じAI・同じ回数で聞き直します。質問や回数を変えると、答えが変わっても、直したからなのか、毎回の揺れなのかが分かりません。

一度直っても、また古い情報に戻ることがあります。月に1回など時期を決めて、同じ条件で測り続けます。料金の改定、移転、社名やサービス名の変更のあとも、測り直す時期です。

直るまで、どれくらいかかるか

直るまでの期間は、どのAIの会社も公表していません。期間を言い切る説明を見かけたら、根拠を確かめます。

検索して答える場合は、元のページが直り、検索エンジンやAIのボットがそのページを読み直したあとで、答えが変わりえます。学習を待つ必要はありませんが、自社で決められるのは、元のページを直すところまでです。

学習の知識で答える場合は、そのモデルの知識は変わりません。直した情報が入るのは、次のカットオフを持つモデルで、その公開は早くても数か月後です。それまでの間も、相談の多くは検索して答えるので、検索で見つかるページを正しくしておくことが先です。

直したかどうかは、測って確かめる

直るまでの期間は決まっていません。元のページを直したら、同じ質問・同じAI・同じ回数で測り直し、答えが変わったかを記録します。

AI検索ドックでの調べ方

私たちの AI検索ドック では、お客様がしそうな相談を30問つくり、ChatGPT・Gemini・Copilotに各10回ずつ、合わせて900回聞きます。答えの全文と引用元をすべて残すので、自社について書かれた内容が正しいかも、答えを読んで確かめます。

自社について間違った説明が見つかったときは、誤りの内容と、その出どころになっている引用元のページをレポートに載せます。AIの会社に直してもらうことはできないので、直す先は、参照元のページやネット上の情報です。答えの全文も納品するので、直したあとに同じ条件で測り直すときの比べる元になります。

誤りのチェックや監視を続けて頼めるサービスを比べたいときは、AIの誤情報チェック・監視サービスの比較を見てください。

よくある質問

AIに「その情報は間違いです」と伝えれば直りますか?

その会話の中では、訂正した答えが返ってくることがあります。ただ、別の人が別の会話で同じ質問をすれば、元の答えに戻ります。AIは質問のたびに検索して答えをつくるので、直すのはAIが参照するページの側です。

OpenAIやGoogleに、自社の情報を訂正してもらえますか?

会社の情報の誤りを直してもらうための専用の窓口は、主なAIの会社の公式ページには見当たりません(2026年10月8日に確認)。回答の下のボタンから報告はできますが、送れば直るとは書かれていません。ChatGPTの修正・削除の窓口は、利用者本人についての情報が対象です。

AIはどれくらい間違えるのですか?

私たちが家電量販店5社の返品・保証の決まりを5つのAIに聞いた調査では、公式の情報どおりに答えたのは100の質問パターンのうち60.0%でした(2026年7月21日)。出典のURLに問題があったのは62.0%で、答えが正しくても出典が正しいとは限りませんでした。

間違いの出どころは、どう調べればいいですか?

同じ質問をいくつかのAIに何回か聞き、答えの全文と引用元のURLを残します。引用元のページを開き、同じ誤りが書かれていれば、そのページが原因です。どこにも書かれていなければ、学習の知識か、取り違え・推測から来ている可能性があります。

自社サイトを直せば、すぐに答えは変わりますか?

すぐには変わりません。検索エンジンやAIのボットが直したページを読み直してから、答えに反映されます。期間はどの会社も公表していないので、同じ条件で測り直して確かめます。

終わったサービスのページは、消したほうがいいですか?

消すより、終了した日付と今の代わりを書いて残すほうが確実です。消すと、外のサイトに転載された古い記述だけが残り、終わったことを示す公式の記述がなくなります。

他社のサイトに載っている古い情報は、こちらで消せますか?

自分では消せないので、運営者に修正を頼みます。ページのURL、間違っている箇所、正しい情報、正しいことが分かる自社のページのURLを書くと、直してもらいやすくなります。ページが消えたのに検索結果に古い内容が残っている場合は、Search Console の古いコンテンツの更新ツールが使えます。

robots.txt でAIのボットを止めれば、間違った答えは出なくなりますか?

出なくなるとは限らず、逆効果になることがあります。検索用のボットを止めると、正しい情報のページもAIに参照されにくくなります。外のサイトの古い情報は、止めても参照され続けます。

社内でAIを使うときの誤情報対策とは違うのですか?

違う話です。社内での対策は、指示の書き方や人の確認で、社員が受け取る答えの誤りを防ぐものです。この記事の対策は、お客様がAIに自社のことを聞いたときの答えを、AIが参照するページを直すことで正すものです。

まとめ

AIが自社について間違えるのは、学習の知識・参照したページ・回答をつくるときのどこかで誤りが入るからです。相談の多くは検索して答えるので、まず引用元をたどり、AIが参照しているページを直します。

  • 同じ質問をいくつかのAIに何回か聞き、答えの全文と引用元を残す
  • 引用元を開いて、誤りがどのページから来たかを確かめる
  • 自社サイトの情報をそろえ、終わったものは日付と今の代わりを書いて残す
  • 外のページは運営者に修正を頼み、正しい情報が載るページを増やす
  • 各社の窓口にも報告し、同じ条件で測り直す

最初の一歩は、お客様が聞きそうな質問で、いまAIが自社について何と答えているかを記録しておくことです。直す前の答えが残っていれば、直したあとに変わったかを比べられます。

この記事を書いた人

AI検索ドック研究チーム

AI検索ドックで、ChatGPT・Gemini・Copilotなどの答えを調べているチームです。お客様がAIにしそうな相談をくり返し聞き、どの会社や商品の名前が出るか、AIが裏で何を検索し、どのページを引用したかを記録しています。自社の計測や業種ごとの調査、診断で集めた回答をもとに書いています。運営はステラジェント株式会社です。

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